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首の痛みの意外な原因

幸手市にある「風ある林整骨院」です。これまで実際にあった症例と、施術/施術後の様子などを書いています。

今回は、“原因不明の首の痛み”について、同じような症状で来院された2人の患者さまの症例と共にお話したいと思います。

「あれ?なんか首が重ダルくて痛い…でも、何も思い当たらない…」なんてことはありませんか?
これは、「そんなこと?」というような、意外なことが原因だったりするものなのです。

・ケース1:学校教員の方
急な首の痛みに気付く。以前経験したことのある交通事故のむち打ち症に似たような痛み。事故にも遭っていないし、考えても思い当たる節が見当たらない。前日にしていた業務は、生徒指導で生徒さんたちとの会話。

・ケース2:ビジネスホテルのスタッフの方
急な首の痛みに気付く。業務は通常通り行っていて、特に何か起きたということはない。前日にお客様との会話が弾み、数時間お話を伺っていた。

このお2人の首に痛みに共通した”意外な原因”とは、何でしょうか?

実は、「頷(うなず)き」の動作
まさか、頷いていただけで痛みが出てくるとは、思いもよらないことでしょう。

まず、ケース1の場合ですが、
問診していると、生徒指導を行う際に生徒さんとしっかりと向き合うため、生徒さんの話をしっかり頷いて聞くようにしているそうなのです。カウンセラーのような一面もあるのかもしれません。

そして、ケース2の場合も同様に
お客様との会話が弾み…おもてなしのひとつでもある会話。
熱心に耳を傾け、長い時間夢中でお話をお聞きしていたとのこと。
無意識にたくさんの相槌を打っていたのでしょう。

お2人に共通した原因の“頷き”の動作ですが、通常は頭の動きに合わせ、背骨がしなり連動してバランスをとっています
しかし、頭を支える筋肉が緊張したまま長い時間頷きを繰り返していると、うまく筋肉と背骨が連動できず首に負担となって痛みが出てきます。

急な首の痛み、“痛みは身体からのお知らせ”です。

一生懸命お仕事をされていると、身体の筋肉の緊張など気になりません。「今日は疲れたな」と思うことはあっても、「今日はよく頷いたな」とは思わないですよね。翌日になって痛みに気付くのは、よくあることです。

首は、重たい頭を支え、たくさんの重要な器官が集中する部位なのに、少ない筋肉で頑張っています
同じ姿勢や動作が続いたときには、ストレッチなどで労わりましょう。

#風ある林整骨院 #幸手市 #首の痛み #原因不明の首痛 #痛みと向き合う


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