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これからの時代に必要なもの | はやて6皿目
前回は4年間も返事を書かなかった交換日記、重い腰を上げて今回は8ヶ月ごしに書いた自分をまずは褒めたい。
( もちろん、ゆうきちゃんには『お返事まだ?』って何回も催促されたのはここだけの話。笑 )
さて、前回ゆうきちゃんが書いてくれた
【むしろゆうきちゃんが俺と一緒にいてくれる理由って何なんだろう】
のお返事
『わたしがあなたといる理由 | ユウキ6皿目』を改めて読んでみると…
エモい。
とにかくエモい。
そこはかとなくエモい。
あれ?ゆうきちゃんこんなエモい文章書けたっけ…??って疑うくらいには、これまでの交換日記の中で群を抜いて良い。
結構前に更新された日記だから感想もかねていくつか抜粋していきたい。( 内心噛みしめるために再喝したい笑 )
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その理由とは、はやてさんが「愛することをやめない人だから」。
自由を愛し、誰よりもまず自分が満たされることが大事で、新しいこと・やってみたいことが常にあって、でも毎日過ごすうえで生活という日常も大事で。
そんなこども以上にワガママすぎるわたしを、呆れても愛することをやめないで、温かく見守ってくれる。
はやてさんとは、好きなものも気になることも最初に大事にするものも、違うことがたくさんある。それでもわたしのスキを否定しない。誘ったら、まずやってみるか・行ってみるかって、のっかってくれる。
苔が生えたお地蔵さんかってくらい腰が重いのがデフォで、興味がないことには「俺はいいかな」って自分の庭に籠るはやてさんが、
わたしが誘ったり行きたいって言った時には、「いいじゃん、行こう」と真っ先に予定を空けてくれる。ちょっと予定が空いた日には、こないだ行きたいって言ってたアレ行く?ってわたしすら忘れてたことをちゃんと覚えてて提案してくれる。
これらって。はやてさんがわたしを愛し続けてくれるから、愛おしいって感じてくれてるから、全然自分とは違う色で塗り足されたキャンバスを、それでも大事にしてくれるんだろうなって思うんだ。
「愛する」って全然簡単じゃない。紙切れ1枚で交わした「結婚」には、愛は標準装備されているわけじゃないし、燃料だって無尽蔵な訳じゃない。
どんなわたしであっても、かわいいところを、美しいところを、優しいところを、面白いところを、切り取って大事にしてくれる。
わたしが何かしている訳じゃなくて、はやてさんがそうやって心のカメラで切り取ってきた写真をフィルムのように長く長く紡いで、それを燃料のように燃して、愛の火を焚べ続けてきたから。
そんな誰にでもできない特技を、はやてさんは持っているよ。はやてさんにとっては当たり前すぎて、その凄さに自分でも気づいていないかもだけどね。
いつからこんな詩人ちっくな文章を書けるようになったんだ…笑
もちろん全然バカにはしてなくて、むしろべた褒めしたい。いや、絶対これエモいの好きな人には刺さり散らかす文章だと思うほんと。
純粋に嬉しいなと思うし、やっぱりおれが見てきた結婚後にうまくいってない人たちのそれを見ると、自分の趣味とか時間とかだけに没頭するよりも、腰が重いぐらいの要因なんだったら、それを振り払ってでも相手の趣味や時間に付き合う方がよっぽどうまくいくと思ってるからってのもあるんだけども。
それ以上に、自分だけの人生だったら体験できなかったであろう時間だったり、触れることのできなかったであろう価値観だったり、出会うことのなかったであろうヒトたちだったり…
いい意味でも悪い意味でも波風立たなかったであろう自分の平凡な人生に、刺激的なスパイスをもらってるし、頭の中の引き出しも大いに増えてると思う。
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半年間役者活動してた時に感じた演技の上手い人の特徴は、きっと『引き出しが多くて、いろんなコト・時間を経験してる』んだろうなぁって思ってたから、多少腰が重くてめんどくさかろうと、自分の引き出しが増えるんだったらって行動してるんだと思う。
むしろ、ほぼ100%の確率で「え〜…」とか「1人で行っておいで^^」とか最初に言ってごめんね。笑
なんだかんだ文句は言うんだけど、最終的には君の喜ぶ顔が見たくて、笑ってる顔が見たくて動くから、上手に手玉にとってくれると助かります🙇♂️笑
さて続いての抜粋。
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なんかちょっと脱線してしまったけれど、
「わたしがはやてさんといたいと思う理由」は、そんなところから滲み出る安心感だったり、強さだったりするのかな。
わたしが夢中になりすぎて迷子になっても、帰る道標を灯してくれる。
わたしが失敗して挫けてしまいそうな時も、安心して帰れる場所がある。
はやてさんの優しさや愛情って、わたしにとっては【家】みたいだなぁって、いま書いてて思った。
旅行とかで知らぬ場所に行くのはめっちゃ楽しいけど、家に帰ってきたらすっごく落ち着くし、安心するでしょう。特別ではないのにすごく大事で、かけがえがないもの。
でもその家にさらにはやてさんがいて、おかえりって言ってくれる。
一緒に手を繋いで楽しかったねって、帰って来れる。
はやてさんの前だからこそ、わたしは自分の魅力を発揮できるのかもなぁ〜
タイプの顔も、力強い声も、高い身長も、大きな背中も、誰に対しても懐が底見えないくらい大きいところも。好きなところはたくさんある。
けど、わたしを「愛し続けてくれる人」っていう安心感に勝るものはないよ。
期待しすぎちゃ甘えすぎちゃいけないって、そう思ってはいるけれど、好きだよ、愛してるよって、言葉や態度で表現して伝え続けてくれるのが、わたしにとってはこの先もはやてさんと一緒にいたいとさらに思う理由かな。
ここについてはほんと誰よりも安心感とか、家みたいだとか、帰ってこれる場所とか、どっしりしたものはどーんと来いって自信にみなぎってるから改めてそこが一番だって言われてほんとに嬉しかった。
ちゃんとゆうきちゃんに自分が一番だと思えてるものを届けられてるんだなって安心に繋がった。
それこそ、いつも言ってるけど、少女漫画みたいにドキッとさせられるような展開とかサプライズはできなくて申し訳ないとは思ってるのだけども😂笑
一緒にこの先も歩んでいく以上、これからもゆうきちゃんらしく伸び伸びと自由にいてほしいし、その隣でどーんと構えて待ってる男であり続けたいなぁと思ったのでした。
クサいことを言えば、どんなことがあろうとゆうきちゃんが好きだし、愛おしいし、一緒の人生ほど楽しいものはないから、おれが逆に一緒にいたいなって思ってます☺️
…
『ほぼ全部抜粋してるじゃん!』
と思ったそこのあなた。
そうです!笑
余韻に浸りたいし、改めて自慢したくてほぼ抜粋したことを許してくださいまし!!!笑
さて感想はここらで、ゆうきちゃんからもらった次なるお題はこれでした。
これを読んだ感想と 、そんなはやてさんが結婚5周年から10周年を見据えて、【どんな自分、夫、パパ、夫婦、家族でいたいと思っているのか】を聞いてみたいなって思ったので、ぜひお暇な時にお返事くださいな。
これね。
難しかったのよ。
なんでかって、大学時代の時からずっとそうなんだけど、先のことを考えるのが好きじゃないし苦手なのよね。
何年後までにこれをして、
何年後までにはこうなって、
何年後にこうなります!
的なやつ。
人生って何が起こるかわからないし、自分が立てた目標とか人生観に縛られすぎるのもよくないし、だから一瞬一瞬目の前に来るものや選択肢を死に物狂いでこなしてって、振り返った時に「あの選択はよかったな〜」ってなりたいのよね。
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今のこのご時世で5年後までにはこうなります!!とか、なんかそれ自分のなりたい自分じゃないって思っちゃうのよね。
毎秒毎分、生きていく中で出会う価値観ってどんどんリニューアルされていくものだと思ってるし、世の中の流れ的にも流行り廃りがある訳で、5年とか10年単位で考えたそれって絶対最後の方古くなっちゃうと思うんだよね。
あとは宣言しといて逃げ道をなくす感ももうやだ。笑
やります!って宣言しといてできないのもダサいし…
まぁ、あーだこーだ言いながらも多分、そんな長いスパンの目標とか軸とか宣言をずっと大切にできる自信がないだけなのかもしれないなとも思う。
その時その時に合わせて柔軟に動いていきたいからこそ、とにかくあんまり『こうなりたい』に縛られたくない。
思えば、もしかするとゆうきちゃんよりも自由でありたいと思ってるのは俺の方なのかもしれないね。
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それでも最近思うことがあって、きっとこんな風に生きていくんだろうなぁって未来予想図があるんだ。
それはね、
この時代における一番の宝物って何よりも人との繋がりだと思うんだよね。
いやそんなの当たり前じゃん!って誰もが思うと思うんだけど、多分その誰よりもおれが一番人との繋がりを信じてるんだと思う
困ってる人にはすぐにでも手を差し伸べたいし、嬉しいことがあったら一緒に喜びたいし、悲しいことがあれば一緒に乗り越えて上げたいし。
シェアハウス生活がその最たる例だと思うんだけど、毎晩シェアハウス住人分のごはんを用意して、他愛もない話をしたり、人生の帰路の悩みとか一緒に考えたり、恋愛トークで盛り上がってはどうしよっかって一緒に作戦考えたり…
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学生時代の延長でしかなくて、各々仕事は違えども、しあわせに生き続けるって土台の上では同じだと思うのよ。
いっときコロナのせいで希薄になった人間関係こそ、これからの時代に最も必要なものだと強く思うんだよね。
最近2人で行き始めた武蔵五日市の農業コミュニティーなんかがまさにそうだなって思うんだけど、引っ越す時にはみんな全力で手伝ったり、困ったことがあれば知恵を絞ってみんなで解決しようとしたり、楽しい時間や尊い時間は共有し合う。
この時間ってほんとに尊いものなのだなと思うのよね。絶対。何よりも。
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だれが敵か味方かわからない時間や世界線を過ごすよりも、周りを見渡せば一緒に生きていける人たちがたくさんいるってことがお金とか地位とかよりもよっぽどかけがえのない宝物になると心から思ってるんだよね。
そんな人生にできるのであれば、そのために必要なことはなんでもしていこうって確信はあるかな。
まずは半年後までになんとかして新しいお家が欲しいね😂笑
( 2月5日までに今のお家は契約更新せずで出ていかなければならなくなった )
今は3DKのお家だから、4LDKとか5LDKぐらいに大きい家になって、よりこの先の時代を分かち合える人たちと住んでいきたいなって思うから、ほんと誰かぼくらのシェアハウスのオーナーになってください!笑
個人事業主の2人では家を借りることも買うこともままならなくて困ってます!!笑
…
こんな甘え方もとことんできて、逆に甘えられてる時はとことん甘やかせるぐらいがちょうどいいんだろうな〜なんて思います。
もちろん厳しくすべき時は厳しくすべきだと思うけどね。
あと、ほんといつの日かぐらいには程度のものだけど、ご飯屋さんはやりたいなぁとは思ってる。
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毎日決まったものが出てくる訳じゃなくて、その日の気分で献立が変わる小さな定食屋さん。
もちろん小さな子どもがいても気軽に入れるし、子どもようの献立も揚げ物だけとかじゃなく野菜もたくさん食べられるアットホームな定食屋さん。
疲れた時とか、ふと立ち寄るとなんだか気が付くと元氣になってるようなそんな定食屋さん。
この定食屋があるから、いろんな出会いが生まれて、もしかするとパートナーが生まれてみたいな…
といいつつも、今のシェアハウスが全部それを満たしちゃってるか笑
もはやシェアハウスでご飯を作るのは、日課になってきてるし、みんなの健康を守ってるんだ!!って使命感すらあるし、何より帰ってきたらおいしいご飯があるって何よりの支えになってたらなって願いすらある。
利益もいらないから、みんなが思ったタイミングで思った金額をくださいって言いながらも多分自費負担の方がでかくなっちゃっても気にしてない。笑
定食屋さんにしちゃうと利益とか考えなきゃいけなくなっちゃうから嫌なんだろうなとは思う。
もっとみんなにはやて飯食べにきて欲しいな〜なんて思ったりしてるかな☺️
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家族とか、パートナーとか、恋人とか、友達とか、世の中にはいろんな社会の単位があるけれど、それを当人たちだけで維持するのってもう難しい時代になったんだと思う。
だから、シェアハウス住人といえでも、もはや血の繋がりを超えた家族みたいなもんで、心底うちに住んだからにはしあわせになってほしいなって心から思ってるんだよね。
多分そう思える人たちの範囲を、自分のキャパを増やし続けて生きていくんだろうなって思ってる。
血縁関係だけが家族じゃなくて、自分が家族だって思う人たちはみんな家族。
そんな新しい価値観を提唱したいなって小さくここで言ってみる。
夫婦の交換日記なのに少し脱線しちゃってごめんね。でも今後大事にしていきたいことなので、綴ってみました。
1人で生きていける力をつけるよりも、助け合って支え合いながら生きていく方が大変さもひとしお増えるだろうけど、今の時代には合ってるんじゃないかなぁって思う。
今回のお返事はここらで。
次はこの記事の感想を踏まえつつ、ゆうきちゃんも自由に書いてみて欲しいな☺️
首を長くして待ってます!
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