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読んだ本📕 蜂蜜と遠雷


蜂蜜と遠雷  恩田 陸

国際的な、ピアノコンクールに、出場することとなった4人

養蜂家の息子で、天賦の才を持った少年 風間 塵(蜂蜜王子)
13歳の時に母親を亡くして以来ピアノを弾けずにいた元天才少女 栄伝 亜夜
マサル-カルコス(アメリカ)世界的な師匠に師事
お蚕さんの蔵で練習し生活者としてピアノを弾いてきた高島 明石

このコンクールのエントリーから第一次第二次第三次予選。本線へ。
物語は、音楽のように入り乱れながらも、優しく進んでいく。

まるで、文字が音楽を奏でているようなそんな錯覚におちいった。

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直木賞と本屋大賞受賞作。

わたしは、小6までしかピアノを習った事がなく、特別音楽が好きな訳でもなく。
それでも、夢で、練習してなかった!と、どきっとした夢を見た事があった。
長女がピアノを習いたいと言った時、毎日練習しないといけないんだけど、やるの?
って聞いた事がある。
ピアノを弾き続けるという事は厳しい。

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↓↓↓は実話

先生は、子どもの頃、ピアノが燃えてしまえばいいと思った事があると、言われた。

お嬢さんは、才能があり、海外留学が決まった時
突然辞退する!と言われたそうだ。
お母さん!ワタシの人生を生きないで!と。

お嬢さんは、辞退され、スーパーの朝の品出しのアルバイトをしている、と、伺った事がある。

それから時が経ち、お嬢さんは、ピアノに戻られた
近くの大学の音楽の講師や、近隣の子の指導
リサイタルもされているとか。

今は母娘で、ピアノの発表会も開かれる。

どんな想いがあり、どんな会話があり
どんな年月が流れたのかわたしにはわからない。

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そんな話を思い出した。

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