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読んだ本📕 山に抱かれた家



山に抱かれた家 はらたみずき

「海が見える家」シリーズ5作目
海から山へ

疎遠になっていた父が田舎暮らしの夢を叶えたすえ、残してくれた
「海が見える家」
会社をやめた文哉は、そこで父の生き方を知る。
その「海が見える家」で自給自足のような生活をしながら
父のしていた別荘管理の仕事もして、農業にも目覚める。

文哉の師匠となってくれた幸吉が亡くなってしまって
農業の夢も。。。
幸吉の親友、猟師のイノシシ獲りの名人市蔵が現れる。

文哉は、付き合い始めた凪子が海の見えない所で暮らしたいという
言葉に後押しされて、畑付きの家を探し始める。
限界集落のほとんど壊れかけた家を購入して
そこが市蔵の故郷だったという偶然。

凪子を呼びよせるには、あまりにも荒れ果てている。

**
イトさんが、きっかけで見つけたこの家。
よそ者には厳しいし、家もひどい。
「海の見える家」でも文哉はいろんな所を直し
生活できるようになっていたけれど、ここはひどすぎる
いろんな動物もいるし、畑は日がほとんど当たらない。

いろんな事を教えてくれながらも、金銭を要求する菊次郎
幸吉さんに教わった「自然農法」とは真逆の農薬散布。

凪は、強いなぁ。
これから、ふたりの「山に抱かれて」の家でが
楽しみでもあり、怖くもある。

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