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読んだ本 アトムの心臓


アトムの心臓   清武 英利

ディアファミリーを映画で見て、予約したのがやっときた。

この本は、ノンフィクションなので、作中の人物を、ルポルタージュしたまま、淡々と書かれている。

心臓疾患を抱えた娘は、医師から余命10年の宣告をされる。町工場を営む筒井夫妻は、娘を救う術を探す。日本のトップクラスの研究者や大学病院を訪ね歩き、(人工心臓を作るしかない)と決意。その開発には、莫大な資金と技術力という大きな壁が立ちふさがっていた。諦めなかった家族が紡いだ奇跡。


実は映画は、少し遅れて入ったので、最初がどこまで描かれていたのか解らない。

この本では、父筒井宣政さんの事。22歳で父から莫大な負債の会社を受け継ぐ。好きになった陽子さんをストーカのように?しぶとく会いに行き、乳母日傘で育てられた彼女と結婚する。母陽子さんは、経験なクリスチャンだった。

負債のため、単身でアフリカに渡り、自社製品の髪ゴムを売る。一つが一銭でも人口が多い。大手がてを出さない市場で儲けた。

次女佳美さんの、心臓疾患が分かり、当時は、その事でいじめられたりした娘の命のために、あらゆる所で、働きかけ、勉強をし、私財を投げ売ってても作ろうとした人口心臓。
それは無理だった

でも、それらの経験から、日本人にあったカテーテルができた。

佳美さんが、教会で心を許せる人がてきて良かった。わたしも昔教会に行ってた事が、あって雰囲気が少し理解できる。

最後まで、上場しなかったのはなぜか。

淡々と書かれた話だったけど、涙がでた。

映画も、本も良かったです

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