見出し画像

オリジナル曲「星空の旅人」


砂漠を彷徨い歩いて何かを探し求めて、そこから生きる意味とは、この世界の真理とは、というイメージで作りました。よかったら聞いてみて下さい。

1  .月明かり照らされた星空の下
  僕は今も歌ってる
  こんな夜僕一人じゃ生きれないから
  あなたを探して旅に出る
  そびえ立つサボテンの王の横で
  サソリ達も眠ってる
  銀色の風が吹く砂の世界に
  ポツリと足跡を残してく

  僕は旅人、泣いてはいけない
  そうさ、歩き出す 夜を踏み締めて
  どこまで行けば
  誰かの想いも救われるのか
  どこまでも行こう

  凍える夜、風吹きすさぶ
  舞い上がるのは誰かの悲しみか
  幸せにいつか辿り着く為に
  また歩き出す
  道のりはまだ遠いらしい

2.僕だけ取り残されたような世界は
  孤独だけど神秘的で
  どこまでも続いて行く地平線の
  先に行き止まりなどあるのだろうか?

  天空に広げられた黒いヴェールが
  隠された星を目覚めさせる
  寝そべってそこの星を掴もうとして
  その手からすり抜ける砂の粒

  僕は旅人、泣くこともあるさ
  そうさ、涙だって神様がくれたもの
  空も涙を降らし
  それが川になり
  広い海となり
  どこまでも行くのさ

  瞳に映るもの、瞳を閉じて感じるもの
  そう、それは確かに今ここにあるんだ
  僕はこの世界に生きているんだ
  静寂が映す
  僕という名も無き存在を

3.肌寒いこの世界を現せるのは
  月の明かりとあの星の瞬き
  誰もが皆、暗闇を恐れるけど
  美しい闇が世界を織りなす

  僕は旅人、真実が見たい
  誰のものでもある、僕のこの世界の
  何の為に生きて
  何処かへ死に行き
  何故あり続ける?
  この世界の秘密を

  意味なんて無いこと
  分かりかけてきたけど
  それでも生きて行こうと決めたんだ
  意味なんて無くても輝き続ける
  あの星のように
  どこかに光が届くようにと






  


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?