オリジナル曲「青秋」

僕は秋が一番好きです。
張りつめた凛とした空気
少し肌寒くて淋しい感じ

19に旅みたいなことをやってみたんですがその時も季節は秋だった。
その時はギターを持って北海道から地元の静岡まで下るということをしました。
その道中商店街のシャッターの前で弾き語りをして小遣い稼ぎをした。
たまたま同郷の人にあって、頑張って!とマフラーを貰ったり、僕の歌を聴いてめちゃくちゃ号泣してくれて、その人の家に泊めてもらったり、ビルとビルの間で寝袋で寝たり、駅のホームで寝て起きたら人がめちゃくちゃ沢山いたり、一人で知らない土地を歩くという自由さを味わったり、淋しさを味わったり、今思い返すととても濃い日々だったなと思います。1ヶ月くらいしかしてないけど笑

その時にこの歌の1番を作って、年月が経ってからこの歌を完成させました。僕は割とそういう曲が多いのですが、この歌は特に、自分の中では過去から未来、未来から過去と、時空を超えることを感じさせる曲になっている気がします。

あの頃の輝いた気持ちを思い出させてくれる。そしてこれからも輝いて行きたい。

青春ていうのは年齢じゃないと僕は思う。
そして、春だけじゃなく秋のあの澄んだ空気は、僕にとっては始まりを予感させる。
だからタイトルは「青秋」にしました。
良かった聞いてみてください。

未来から過去へ、過去から未来へ

1.風船が飛んで行った
  青い空でした
  秋の空、駅のホームから
  
  夢を抱え座ってた
  乾いた空気の秋の空
  音が鳴り響く

  いつかできるかな
  いつかできるさ
  何にも知らない
 
  僕にはできる

  いつからだろう?
  忘れてしまった現実と夢の狭間で
  道路に描いた大きな絵は
  下手くそだけどとても自由だった

2.全てが新鮮だった
  青い空でした
  秋の空、どこまでも遠く 
 
  夢叶ってしまいそうな
  澄んだ空気の秋の空
  声響かせる

  いつかできるかな
  いつかできるかさ
  何にも恐れない

  僕はここにいる

  いつからだろう?
  決められてしまった運命と夢の狭間で
  もがいて抗って生きてる僕らは
  切ないくらいに輝いていた

3.
  
  夢から醒めて

  今もできるかな?
  少し怖いけど
  恐れることなどない

  僕は自由だろ?

  いつからだろう?
  戸惑って生きてる現実と夢の狭間で
  夢を生きる事から逃げてきた
  もう自分から逃げたくはない

  新しい世界に踏み出せずにいる
  未来を閉ざした自分へ
  今でも変わらぬあの空のように
  凛として僕ら青く煌めけ
  
  煌めけ


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?