2月/国語の教科書

2月が、他の月よりも少し短いことに今更ながら気づいた。今月中にやろうと思っていたことたちに、バタバタと追われている。


3月に入ったら、「国語の教科書に載ってるお話」というテーマで小さい展示をやろうと思い、今の国語の教科書にはどんなことが載っているのかネットで調べたら。自分が子どもの頃とあんまり変わっていなくて、安心した。


国語は小学校から高校まで唯一嫌いにならないでいられた科目だった。高校時代は、なにもかもやる気がなく、本当に何にもできなかったが、現代文だけは面白いと思って真面目にやった。予備校のような息の詰まる進学校だったのだが、国語の教師たちだけが我が道を行く変人だらけで、ある意味で自由に開かれていた。


図書館員という仕事をしていると、ありとあらゆるジャンルの本に毎日揉まれる。時々、学校なんて行かなくても、図書館にある本全部読めばどうにかなるんじゃないかと思うことがある。でも、やっぱり国語の授業くらいは受けた方がいいな、と小学生の教科書を見ながら思った。

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