フリーマーケットで私がやっている事
ここ最近はコロナの影響等で、フリーマーケットへの参加をしていませんが
私の主な活動の場所はほぼフリマです。
私がフリマに参加する様になったのは、作品が沢山あり過ぎて家の収納を
どうしよう!!Σ(・ω・ノ)ノ って位、物があふれてしまった事がきっかけです。
フリマには、高校時代からの親友を手下※にして、二人でやっています。
※手下とはここ飾り職人の中では、会社に例えると
社員の様なものだと思って下さい(笑)
フリマに自分の作品を出そうと思ったのは、まずは家の中が物凄い状態だったからというのも勿論ありますが、もう一つあります。
それは、自分で作った和柄や唐草模様のバックを、自分で身に着けて街を歩いていると、見知らぬ人から「これ何処で売っているんですか!?」と良く聞かれていました。
でもこれは手作りなので当然非売品です。
なので手作りである事にまず驚かれます。人から見て手作り品ではなく、
商品として売っている物とみられている、この時点で私の作品は売れる!!と確信したので、じゃあ試しに売ってみよう~(^o^)ノ とフリマに参加したのです。
初めて参加した時に一番悩んだのが「価格」です。
フリマに来ているほとんどのお客様は、フリマに安くてお得な物を求めてきているので、あまり高額な値段だと売れないよね~!?と思いながらも、
「フリマのお客様はきっと値切る」という印象から、最初は割と高額な値段を付けていたりしていました。
そして実際お客様は値切ってきたりして、もう3つで1,000円~みたいな(笑)
やはりフリマに来るお客様は値切って来るんだなぁ~と(笑)
そして何回かフリマに出る回数を重ねていくと、「フリマで売れる価格」というのが分かってきました。そこからは私調べ(笑)の価格設定で値段を決めると、それからは一度も値切られる事無く商品が売れました。
可愛いのにリーズナブルな値段、それがいつの間にか定着してしまいました。
ある時私が色んな人に「これいくらで売っていると思う!?」と聞くと、ほとんどの方が、実際の値段の2倍から3倍位の値段を言いました。じゃあ
「いくらだったら買う!?」と聞くと、ほとんどの人が実際の値段の1.5倍の値段を言いました。
面白いですよね~(笑)
やはり即決で買おう!!と思わせる値段じゃないとフリマでは売れないのかなと感じました。
そんな話をすると、「自分の商品価値を下げている」「もっと高額の値段でも良いんじゃない!?」とか良く言われるんですけど、フリマの様な短期決戦の場合だと、「こんなに可愛いのにこの値段で良いの!?」というお得感(笑)のある値段じゃないと厳しい事が多かったです。
では逆に店舗の場合だとどうかという事ですが、こちらは値段を上げています。やはり店舗だとどうしても販売手数料等が発生するので、多少は値段を上げていないと利益にならない事が多いです。
しかし、ハンドメイド作家さんの良心!?あるあるなのか!?自分の手作りの商品だからこそ、売れないんじゃないか!?と思って敢えて安く見積もってしまう事です。
確かに「趣味で作っています」という部分がある為に、どうしてもビジネスとして捉えられない所があると思います。
私自身縫製の技術は独学なので、プロというより趣味レベルかもしれません。しかし、例えフリマでも店舗の委託販売でも、自分の作った商品を買ってくれる方がいるというだけで、もう既にビジネスだと思っています。
なので、店舗販売での値段は2倍の値段で売っています(笑)
店舗の場合だと、お店の営業時間内であれば、いつでも商品を見て買おうかどうしょうかと悩む時間もたっぷりあると思います。なので、即決で買おうってならなくても、いつでも商品はお店にある訳です。
多少値段が高くても欲しいと思えば買ってくれます(笑)
自分の手作りだから~と値段を下げるのではなく、下手くそでも自信を持って「ぼったくり」にならない程度に値段を上げる(笑)
技術は沢山作品を作っていけば自ずと上達すると信じているので(笑)強気な値段を付けています。
自由過ぎる!?フリマのブースのレイアウト
私は手下の「お加代」と二人でいつもフリマに行くのですが、毎回ブースのレイアウトはその場の思い付きでやっています(笑)
ある程度はどの棚にどの作品を置くかは決まってはいますが、フリマの場所やブースの実際のスペースの大きさというのは、その場でないと分からない事が多いので、毎回どうしようと思いながら並べています。
他のハンドメイド作家さんのブースとかを見ていると、
とってもお洒落な方が多いなぁ~と思います。そしてシンプル!!(笑)
私の所はどうかというと、とにかく商品点数が多すぎてごちゃっとしています(笑)
他の方を見ていると、アクセサリーならアクセサリーのみ!!ハーバリウムならハーバリウムのみ!!バックならバックのみ!!って感じで、一つのジャンルに特化してシンプルに○○屋さんが成立していて、とっても飾り付けもシンプルでお洒落な感じの方が多いです。
私の所は、アクセサリーもあるし、バックもあるし、ハーバリウムもあるしとにかく雑多な雑貨さん(笑)何でも屋さんなんです。
なので、どうしてもブースがごちゃっとしてしまいます。
多趣味多芸といえば聞こえは良いですけど、逆を言うと一つのジャンルに
特化していないとも言えます(笑)
だからこそ毎回レイアウトが固定していないとも言えます。
フリマの時はブースに出す出さない関係なく、一旦全ての作品を持って行きます。そこで現地に着いてからどれを並べようかと考えるのです。
当然ブースに並べられない作品も出てきます。そして、ある程度並べ終わって、お客様の様子を見て、売れる物売れない物というのを見ていきます。
そして毎回手下のお加代には申し訳ないのですが、途中で無理と思った時は折角並べていた作品を「全部入れ替えする」のです。
お加代は私の本能的な感覚で商品の入れ替えするのに慣れているので(笑)
またかよ!!(笑)と思いながらもレイアウトを全部やり替えて、結果それが良い方向に行ったりするのを知っているので、逆に楽しんでたりします(笑)
例えばアクセサリーだと、最初はピアスやイヤリングを中心に置いていたけど子供が多いな~売れないな~と思ったら同じアクセサリーでも指輪やペンダント、ブレスレット、ストラップに総入れ替えするといった感じです。
後はアクセサリーよりも布小物が売れていると思ったら、アクセサリーの
あった所に布小物のがま口の小銭入れ等をメインに飾り付け直すという事もありました。
多分私自身考え方が「自由」過ぎるんでしょうねぇ~( *´艸`)
朝に飾り付けされたレイアウトが最後まで同じ状態のままだった事が一度もありません(笑)そして、毎回決まったレイアウトにもなりません(笑)
毎回その場でレイアウトを考え、売れないとなると商品を全部入れ替える
そうやって何とかフリマで売れる様にしています。
ここ最近ではフリマに行けてはないですが、フリマで色んな方のブースを見て買い物したり、レイアウトを頻繁に入れ替えて気分を変えたりして、毎回私ルミと手下のお加代は楽しんでやっています。