挑戦状5 最重要戦略その1:今こそ、真実の強さ・優しさを持って感染予防対策に!!
ようやく、明日、緊急事態宣言発令の予定ですね。今までの後手後手に文句を言っている時間はありません。新型コロナウィルスが奪い続けている命と心を全力で守らなければなりません。やむなく営業を継続する事業所は、感染予防に尽力しなくてはなりません。
【ある認知症の方の話】忘れたってかまわない!笑って生きていて欲しい!
その方は2ヶ所のデイサービスに通われています。
何度会っても忘れてしまうから、他の利用者さんは初めての人、そんな初めての人が、肩を寄せ合う送迎車でマスクをつけずに隣に座った。ドライバーがマスクをつけていなかった。鼻をかんだようなティッシュがカップに入っていた。
奥様思いのその方は「自分がウィルスを家に持ち帰ったら持病のある奥様の命に関わる」そんな恐怖に襲われました。怖くて怖くて涙を流して訴えました。
しかし・・・
マスク不足の現状…マスクを強制するわけにはいかない。不安があるなら休んで欲しい。
彼がデイサービスに行き始め、奥様も心が安定し、最近やっと笑顔が増え始めた矢先の出来事・・・
2ヶ所の内の1ヶ所のデイサービスは、私の意見を聞き入れてくれる脈があり、本日事業所に足を運びました。昨日アップした『中くらいの戦略』の8つの対策を話し合いました。課題は山積みではありますが、「何も努力せずに無理と決めつけるのはないよね」と言ってくれました。大きな課題のマスクはハンカチやキッチンペーパーとストッキングを切ったゴムで作る『縫わない・貼らない・切らない超簡易マスク』
忘れたっていい、その人が得意なこと・輝くことを楽しみながら、笑っていて欲しい。そうすれば家族もご本人も幸せでいられる。高齢化社会においては、みんないつかは忘れる人になる。そんな日が来ても笑って幸せでありたい。
新型コロナウィルスからの挑戦状で、真実の強さ・優しさを私たちが試されているとは思いませんか?
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?