2024/12/13
まもなく2024年が終わるが、今年はアルバムが2枚出せたり、人生初のodagawa shionでのレコ発が行えたりと嬉しいことがたくさんあった反面、正直しんどかったという印象が強かった。
なんせ色々トライしたりしてはみたが、なかなかヒットせず(黒字ではあるが)、周りに先を越されたり、気がついたら大きくなってたりと、人生のステップアップを着々とこなしている事に焦燥感を覚えた。その上に来た金銭面の問題である。
トラックメイクをすればバイトが削れる、バイトをすればトラックメイクの時間が削れる。もう20代前半みたいな0〜2時に起きてトラックメイクみたいな事は、情熱があっても体を心配してしまう。でも諦めたくないのでバイトを削って、トラックメイクに時間をかける。
結果10月、11月に資金ショート寸前まで陥るトラブルが発生した。
そんな中、今まで生きてきて初めて「あ、僕もうミュージシャンとして生きていくの無理かも」と思った。
そして初めて"就職"の2文字を考えた。
ガムシャラに頑張り、専門学校を出たプライドもあるので、必ずミュージシャンルートとして大成したいと思ったが、冷静に考えれば考える程、ジャンル、形式の事もあって難易度や見積の甘さを思わされる。ゲーム会社のコンポーザーを目指すのもアリだと思った………。
結果、自責する形となり、体調を少し崩した。
でもとりあえず今は目の前の金銭面を解決せねばとなり、作曲作業と一時休戦。夜勤の倉庫番の仕事を始めたが、職場で吐き、1ヶ月でリタイア。
流石にもうダメかと思った矢先、目の前に映ったのは4年前に必死にやっていたウーバーイーツのバッグ。
「いや、、、もうからんやろ」と思ったが、ある日、周りにお金の無さを弄られてブチギレ寸前になり、「もう配達で足をぶっ壊してみんなに可愛がってもらおう!!」と思い、決死の25件配達。そこで気づいたのは
「あれ……?昔より儲かる?」
という気づきであった。
その日からとりあえず1週間、配達漬けの生活を送る。
「確かに儲かるぞ…これ」
その件もあり、バイトを全て配達に全ツッパした。毎日8時に起き、夕方まで頑張った。結果、生活もマシになり、推し活やオシャレにもお金を使えるようになった。もう区役所や年金事務所を通わなくて済むとなると大分気持ちが楽になった。
そして12月には50万円を貯める事に成功し、何とか一息をついた。人生で初めてタバコで一息つきたくなった。(シガレットでがまん)
こうなると作曲に少しずつ時間をシフトしていく。配達は朝から夕方手前までにして、少し寝て作曲に時間を充てる。そして夜は感謝と共に眠る。もう24時まで起きるのも疲れた。
だがなかなか時間を確保できず、苦戦している。
キリンイヌさんの生年月日占いによると今年までは勉強期間で、来年からは解放の年らしい。藁にもすがる思いでそれは信じようと思った。
そんな中、''2001"をリリース。売り上げも好調。
散々な目にあった"2024"ではあったが、とりあえず終わり良ければ全て良しという事で、とりあえずは着地出来るので良かったと思う。
来年は良い年にしたいなぁ。
なんとかなる。僕なら大丈夫だ。