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ODAGAWA SHION『1999』先行販売開始

1999

 1999…今思えば色々強くなれた年だったかもしれないが、大きな挫折と大きな不安に苛まれた年であった。

 1998の勢いを大事にしつつ、更なる大躍進を目指した私ですが、ここで自分自身に初めて異変が起きてしまいました。いつもよくある燃え尽き…というよりかは何かが変でした。車で例えるとわかりやすいと思いますが、いつもの燃えつきを『ガソリン切れ』と表現するのであれば、今回は『オイル切れ』に近かった。

 パワーステアリングが効かず、ハンドルを右にも、左にも切れず、唯々真っ直ぐにしか進まない自分自身が恐怖で仕方がありませんでした。

 僕は一ヶ月、何も考えるのをやめ、散歩をし、ゆっくり寝て、ようやく物事の判断が付くようになりました。

 1999で若さ故の力任せに生きるのをやめ、自分をケアしつつ、更なる高みを目指す大事さを学んだ年でした。

 前半は故障前の楽曲、後半は故障後の楽曲です。どちらも自分らしさが十分出てる良いアルバムだと思います。是非お楽しみください。

1.Gokatei
 中学生、高校生ぐらいになると、今まで普通の事だった家族の団欒が淡い思い出になる時が来る。自分自身の世界が広がった証拠でもあるが、たまには思い出してみて欲しい。

2.jelly diet
 誰もが憧れるビューティーチェンジ。『どの様に生きるか』の支えはあなたらしい『ビューティー』だと思う

3.O My Heart
 あなたが遠くに行っても僕はこの空気と街並みを忘れない。今でもこの街に来ると胸が締め付けられる思いだ。

4.mokumoku land
 僕が初めて行ったモクモクランドはスーパーマリオブラザーズの雲の面だ。これだけお金が沢山あればいいなぁ。

5.Tianzhu
 調べればどこでも行けるこの時代に君は西遊記みたいな旅が出来るか?

6.Gon
 可愛さもあれば安心感もある。そして私にも似る。そんな私に似た犬の曲。

7.marriage blue
 人は本当の愛の壮大さに圧倒される事がある。それらを自らしっかり掴めた時、よりあなたを好きになる。

8.Eternal Dream March
 子供の頃は好きなだけ遊んで食べて寝て幸せだった。ずっと続けばよいのに。

9.Flying Gear!!
 勝敗が決まるゲームは自分自身にバイアスがかかる。真剣勝負にこの曲は欠かせないのだ。

10.kokoro no note remix
 あの頃はどこの街を歩いても不穏な空気が流れていた。まるでこのテクノミュージックのように。

11.sanga
 初めて全てを失って敗走する気持ちはどうだ?

12.dream
 まだ諦めたくないし、願わくばまた曲を書きたい。

13.i
 i

14.Sugar
 この時間はいつか霞み、淡い思い出となる。私の記憶も曲も『永遠』はあり得ないのだ。

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