デトロイトタツヤシティ 感想
12/29にデトロイトタツヤシティが尼崎toraにて開催されました。年に一度のお祭り企画、先代のデスゲイズマツイシが活動休止の為、今回はピンチヒッターとしてよこたつやさんが出演してくださりました。
事の始まりは、マガユラファクトリーでのお笑いステージで、よこたつやさんが出演しており、こすけさんが一目見て、僕には何が光ったのかは分からないが、出会って一週間でスカウトするといった高校野球みたいな行動に出ました。
このイベント、何がヤバいかというと、アーティストが数多く出る中、転換中に10分のお笑いコーナーを設けて、最後のステージに15分の舞台に立つというイベントである。合計すると120分である。
お笑いの120分は正直ワンマンよりも多いらしく、よこたつや史上でも類の見ないオファーだったと思う。僕はオープニングアクトで一番リラックスして全話よこたつやが見れるので、一番良い身分だったのかもしれない。
2020は僕がトリだったのですが、2021は葉隠お宮がトリと言った形で、綺麗に逆になっている。その辺も凄く楽しみだった。
僕のライブは1998の名曲『bad communication』のキーボードソロ初公開だった。なかなか難しく完璧とまではいかないが、現場が盛り上がり、良いスタートを切れたので良しとしたい。
そして毎年恒例行事の『葉隠お宮とかつ丼を食べに行く会』をしました。去年も食べに行ったのですが、立場が逆だったのでかつ丼の味が違いました。
よこたつやのネタですが、印象に残ったのが「雑魚パーティー」と「お冷」のネタです。あと小さなジャブ的なボケがあるんですが、それが人と人とのやり取りのコントを演じる際、細かいあるあるでしっかりボケているのがとても良かった。
ああいう細かい笑い大好きなんですよね。ずっと聴いていられる。賢いなぁ。
しかし8アクト目あたりで一発ギャグオンリーでとうとうネタ切れになり、反対派の意地、名定食『1JSB』を披露していた。彼の一生懸命さが籠った正真正銘の『1JSB』で大変良かった。
葉隠お宮は今回、新曲も掲げつつ僕のダウナーズハイのREMIXもプレイしてくれた。お宮も何か年度末にしんどかったのか、我々には見えそうで見えぬ思いの丈をライブでぶつけていて凄く良かった。
やはり常に真剣勝負でライブする人が大好きである。
よこたつやも葉隠お宮も、その辺の拘りを凄く感じるから見てて楽しかった。やはり格好良さや面白さも大事なんですけど、一番はもっと面白くしたい、もっと自己表現したいといった貪欲さですよね。
ラストのよこたつやは、最早荒技ネタのオンパレードであったが見てて最高に心地よかった。アンコールもやり切って全て終わった時は、こちらも達成感を感じた。良かった良かった。
打ち上げの時に「来年もよこたつやを続投させるか?」という話になったが、流石に酷かつハードなイベントなので色々な方の挑戦を見てみたいという気持ちになった。
年度末、色々皆さんあるし丁度良いのかもしれない。よこたつやのR-1を全力で応援しよう。
何卒フォローしてやって下さい。ライブ最高なんで。
では次回は定食ライブについて書きます!ではまた!
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