【目標設定】 日本とスウェーデンで考え方の違いについて。
スウェーデンでの生活、子育て、企業勤務を通じて感じたことですが、スウェーデンと日本では目標に対する考え方に違いがあります。
日本では、手が届かない高い目標を設定し、それに向かって努力する文化があります。
一方、スウェーデンでは、達成可能な目標を設定し、それを達成することを重視しています。
子育てにおいて重要なのは、子どもの意欲を引き出すことです。
これを実現するためには、成功体験を重ねさせ、積極的に褒めることが不可欠です。
しかし、日本の目標設定の方法では、子どもを褒める機会が減少してしまうと感じられます。
また、日本の企業では、高い経営計画が策定されても、それが達成されない場合に社長を含む経営陣が厳しく責任を問われることは少ないと感じられます。
一方、スウェーデン企業の場合は、経営計画は社長のコミットメントですので、目標達成ができない場合には解雇もやむを得ないと考えられています。
このような違いが、今の日本の自主性や主権者としての意識の乏しさに繋がっているように感じます。
子供の教育において目標設定は非常に重要です。
親としての自分の望みを抑え、子供が小さな成功を積み重ねることを重要視し、目標を達成したら褒めてあげましょう。
もし目標を達成できなかったとしても、結果よりも努力したプロセスを褒めてあげましょう。
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