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【犬から学ぶ】 人とのつながり

最近、仕事帰りに立ち寄った書店で、デール・カーネギーのベストセラー「人を動かす」の文庫本を手に入れました。
以前にも読んだことがありますが、最近、改訂文庫版が出版されたので、再読することにしました。
この本から、特に印象に残っている点を紹介します。

「友を得る法を学ぶには、わざわざ本書を読むまでもなく、世のなかでいちばんすぐれたその道の達人のやり方を学べばいいわけだ。その達人とは何か。われわれは毎日路ばたでその達人に出会っている。こちらが近づくと尾をふりはじめる。立ちどまって、なででやると、夢中になって好意を示す。何か魂胆があって、このような愛情の表現をしているのではない。家や土地を売りつけようとか、結婚してもらおうとかいう下心はさらさらない。

何の働きもせずに生きていける動物は、犬だけだ。にわとりは卵を産み、牛は乳を出し、カナリアは歌を歌わねばならないが、犬はただ愛情を人にささげるだけで生きていける。」

D・カーネギー 「人を動かす」

多くの人は、相手の関心を引こうと見当違いな努力を続けてしまいます。
私も同じ経験がありました。
カーネギーは、犬のように、相手に純粋な関心を寄せる方が、はるかに多くの知己が得られると言っています。
まさに、犬から学べることは多いということです。

私の家には、ジャックラッセルテリアと言う達人がいます。
もう一度、この身近な達人を見習おうと思います。

私はこの歳になってもまだ未熟ですが、他人の立場に立って誠実に関心を持ち続けることで、人々との良好な関係を築くことができると信じています。

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