台湾の鳥イベントで見た！台湾内外のNGOと光学メーカー等、注目の展示
多くの鳥が集まる台湾でも、鳥を主役としたイベントが毎年、台北市にある關渡自然公園で開催されています。
今年は10月19日と20日に開催され、台湾国内のNGOはもちろん、国外NGO、カメラ/光学メーカー、代理店または販売店、鳥を主役としたグッズ作家、地元の小中学校がブースを出展がある盛大なイベントです。
今年のテーマは「宝島の鳥たち」という意味を込めて「Neighbirdhood」と名付けられ、英語の「neighborhood（近所）」と「bird（鳥）」を組み合わせ、テーマの楽しさを強調しています。
このエキスポを通じて、人々が身近な鳥たちに気づき、鳥類が私たちの住環境と密接に関わっていることを発見できるよう願っています。日常の中で自然とのつながりに目を向け、私たちの共通の家である自然環境の保護に一役買い、台湾の鳥類資源を探索し、大切にすることを目指しています。そして、持続可能な生態系の保護と発展を促進することを期待しています。
(翻訳)
ここではイベントの内容と気になった台湾内外NGOと光学機器展示を中心にレポートします。
台灣黑熊保育協會
台湾における野生生物保護の役割を担う非営利団体だそうです。この協会は、特に絶滅危惧種である台湾黒熊の保護に焦点を当て、世界で唯一の台湾黒熊専門の保護団体として活動しているのこと。グッズ販売の他、実際の熊の毛展示や写真で台湾の熊について、説明がありました。
台南市官田水雉生態教育園區
台湾ではレンカクを二級保護動物に指定されており。保護目的としている団体、国家施設のブースがありました。主にセンターで販売してるであろうものもこちらで販売してました。また、ここの名産？の菱角（オニビシ）という植物の種？やドライフルーツの販売もありました。オニビシを蒸したものを試食させていただきましたが、栗みたいで美味しかったです。蒸かして、おやつとして食べるのが一般的だそうです。
金門縣野生動物救援暨保育協會
金門島における野生動物の救助・治療を中心とした活動を行っている団体。生態保護や野生動物の復興、環境保護の理念を広め、持続可能な環境の発展を目指しているそうです。ハチクイを中心にブースを展開されてました。ざっくり探鳥地情報もあり、来年は金門島に訪れたいところ。Facebookページに、いいね押したら、オリジナルクリップをいただきました。
日本野鳥の会
言わずもがなの団体。日本からも出展があり、その1つが日本野鳥の会です。野鳥の会オリジナルグッズ販売がありました。とても人気のブースでした。お伺いしたタイミングでは長靴に興味を持つ方も多かったです。
担当者の方とお話させていただきましたが、台湾人バーダーの日本の野鳥の注目度も高いそうです。
香港觀烏會
香港の鳥類とその自然生態系の保護と鑑賞を目的とする団体。グッズ販売のほか香港野鳥の図鑑販売もありました。香港で見れる野鳥たちの小冊子もあり、充実したブースでした。
スワロフスキー台湾
ほぼ全てのスワロフスキー双眼鏡、望遠鏡を展示。52mm径の展示はなかったですが...色々とご説明いただきました。
私の双眼鏡にはウルトラライトハーネスをつけているのですが、そちらに興味を持たれたり。うちのじゃダメ？って言われましたが、嵩張るからって返しておきました←
永光儀器有限公司（ビクセン、コーワ販売店）
こちらの販売店は世界中多くの光学メーカーの販売店をされてるそうです。
今回はビクセン、コーワの2社の双眼鏡を展示と販売。ビクセン製品は今年新発売された防振双眼鏡の展示がありました。なかなか外で触れる機会もないのでこれでもかってぐらい試させていただきました。色収差の低減を感じました。ED防振双眼鏡欲しいですね。
なおコーワはBDIIシリーズとTNS600-500シリーズの展示がありました。
蔡司台灣（ツァイス台湾）/ソニー台湾
両社が共同で出店さてれいました。メインブースのほか、池沿いにソニー望遠レンズを並べ体験できるブースを展開。
メインブースでは主にツァイス双眼鏡を各ラインナップを展示。気になっていたSFLシリーズとビクトリーポケットを試させていただきました。10×25が気になります。。。
上宸光學（ツァイス、ライカ、ペンタックス他販売店）
ツァイス台湾であれこれ試してた際、展示がない物を試したいと言ったため、コチラに案内されました。ゴリゴリのツァイス推し笑。ツァイスのほか、LEICA、ミノックス、ペンタックスも展示ならびに販売もありました。お店に行っても試すことができるのこと。
日本ではあんまーりLEICAの双眼鏡を外で試す機会がないので、そっちも試してみました。ライカも良いですね（白目
歐帝生光電 OPTISAN
台湾発の双眼鏡メーカー。日本では取り扱いがないメーカーです。日本の光学メーカー技術と協力し製品開発を行っているのこと。
手頃な価格から20,000TWDほどの価格帯も出しています。500g切る30mm系EDレンズ搭載双眼鏡もあったりしたので、すこーし気になりました。快晴の順光での使用では、良い印象でした。コスパがいい双眼鏡かもしれません。
今週末に日本では千葉県の手賀沼にて、ジャパンバードフェスティバルが開催されます。（雨が心配ですが）
台北よりも規模が大きく、こちらは町をあげてのイベントです。老若男女、鳥に興味が無くても楽しめるイベントだと思います。
私も合わせて一時帰国する予定ですので、コチラもレポートしたいと思います。