一脚カスタマイズ:YouTubeショート動画の撮影現場から
前回の投稿で、YouTubeショート動画についてお話しました。今回は、その撮影時に使用している一脚について詳しくご紹介します。
私の利用三脚・一脚
私は大型の三脚やトラベル三脚を保有していますが、最近は自立式一脚を使用することが多くなっています。つい最近まで使っていたのは、レオフォト MP-366C と レオフォト VD-02 一脚用スタンド です。しかし、これらの組み合わせはあまり頻繁には使っていませんでした。その理由を詳しく説明します。
レオフォト MP-366CとVD-02の課題
• 重さの問題
VD-02スタンドは520gあり、MP-366Cは585gです。これにより、合計重量は1kgを超え、保有しているトラベル三脚よりも重くなってしまいます。さらに雲台を取り付けると、さらに重量が増します。
• 使用感の問題
VD-02の雲台部分が自分にはしっくりこないという問題もありました。接合部が緩むことがあり、垂直に立たせるために雲台部を締める作業が煩わしかったです。これらの理由から、MP-366CとVD-02の組み合わせはあまり使用していませんでした。
新しい解決策:レオフォトミニ三脚との併用
再び一脚を使おうと、それぞれを確認していると、石付との接合部が3/8ネジで接合されていることに気付きました。そこで、手持ちの レオフォトミニ三脚 MT-02 または MT-03 との組み合わせを思いつきました。
• アダプターの購入
手持ちの1/4ネジを3/8ネジに変換できるアダプターでは、一脚側のネジ溝に届かなかったため、新しいパーツを購入しました。
• 雌ネジから雌ネジへの変換アダプター、1/4から3/8のネジ変換
• 1/4から3/8の変換ネジ、オスからオスへの変換ネジ
これにより、無理矢理長めの3/8オスネジから1/4メスネジへの変換を作成しました。結果として、VD-02の520gから約200gに軽量化することに成功しました。
• MT-03足のカスタマイズ
MT-03の足には1/4ネジ穴が切ってあるため、そこに速射ストラップネジを取り付けました。これにより、ピークデザインのアンカーリンクスを装着し、ストラップを使って持ち運びが可能になりました。
・持ち運びにおけるデメリット
軽量化のメリットを享受できるようになりましたが、全長が長くなるというデメリットもあります。そのままでもいいのですが、フィールドまでの移動時には、一脚をセパレートして運搬しています。
また金属剥き出しなので、さびる可能性もあるのではと思っています。使ってみて様子見です。
今後の展望
これにより、減量化に成功しました。しかし、一脚自体のさらなる軽量化も検討中です。現在のシステムは風が吹くと揺れやすいのですが、レンズ重量が1.5kg前後のものが多くを使用しているため、パイプ径28mmの一脚でも十分に対応できるのではないかと考えています。
まとめ
三脚や一脚の選定やカスタマイズは、撮影の効率や快適さに大きな影響を与えます。今回のカスタマイズを通じて、撮影機材を軽量化することができました。
追記 最近投稿したYoutube shortです。
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