F1ざっくり解説:中国グランプリ振り返り
本日も読んでいただきありがとうございます!
4月21日に中国グランプリが終了しましたので、いつものようにざっくりと結果を振り返ってみたいと思います。
最後までお付き合いいただけると嬉しいです。
それでは行ってみましょう!
今回も「日本」をキーワードに振り返って見たいと思います。
日本のエンジン
ここで、日本のエンジンのおさらいですが、現在ホンダのエンジン(正確には違いますが)を積んでいるチームは、レッドブル並びにそのジュニアチームと言われているVisa CashApp RBの2チーム4台です。
今回は4台中2台、レッドブルのマックス・フェルスタッペン選手が1位、セルジオ・ペレス選手が3位とワン・ツーフィニッシュは逃しましたが、相変わらずの強さを見せつけての勝利となりました。
スタート順位では、マックス・フェルスタッペン選手がポール・ポジション(1位)、セルジオ・ペレス選手が2位という順番だったのですが、惜しくもセルジオ・ペレス選手は2位を維持することができませんでした。
今回2位に入ったのは、マクラーレンのランド・ノリス選手で、スタート順位は4位からの2位浮上とかなり検討したと言えるでしょう。
一方、セルジオ・ペレス選手にはチームの戦略上確実に2位を取ることを求められる立場だったのですが、これを達成できなかったことで、今後彼の立場について様々な議論が起こる可能性があります(トップチームのセカンドドライバーの辛いところです)。
今回注目したいところは、フェラーリの位置です。
今回は4位にシャルル・ルクレール選手、5位にサインツ選手が入っていて順位としては悪いわけではないのですが、以下これまでの順位をおさらいしておきます。
これまでのフェラーリの順位は、
とほぼ、レッドブルVSフェラーリの戦いになっていました。
ところが、今回フェラーリが少し後退したことで、マクラーレンVSフェラーリの構図が現れてしまいました。
両チームが星の食い合いをしはじめると、レッドブルとの点差だけが開いていくだけになってしまうのでフェラーリにももう少し頑張って欲しいところです。
日本人ドライバー
結論から申し上げると、中国グランプリはVisa CashApp RBの2台ともリタイアになってしまいました。
角田裕毅選手は予選から原因不明の車のトラブルに悩まされていて、結局本戦まで原因がわからないまま19位でスタートしたのですが、ハースのケビン・マグヌッセン選手に後ろから接触された際に、タイヤがパンクしてしまい惜しくもリタイヤとなってしまいました。
日本グランプリで良かっただけに、悔しい結果だったのですが切り替えて次回のマイアミグランプリに望んでほしいと思います。
角田裕毅選手は、これまでの成績からトップ・オブ・ザ・レスト(意訳すると「その他の中のトップ」)といわれはじめていたのですが、今回の結果は残念です。
日本人チーム代表
さて、我らが日本人チーム代表小松礼雄(こまつ あやお)さんのハースは今回どうだったのでしょうか。先に、ケビン・マグヌッセン選手が角田裕毅選手の車に接触したことはお伝えしましたが、その結果マグヌッセン選手には10秒のペナルティが科され、16位に終わりました。
一方、ニコ・ヒュルケンベルグ選手が10位に入りました。
日本人チーム代表のハース大健闘です!
ここでトップ10の順位をおさらいしておきますと
これを見るとすでにF1ざっくり解説を読んでいただいている方は、ピンとくると思います。
そう!ハース以外は、上位グループのチームなんです。
やはり、上位チームの牙城は崩れにくいということですね。
ここでさらにコンスタクターズの順位を見て見ましょう。
今のところ、Visa CashApp RBとハースが上位陣が崩れた時の漁夫の利(言葉悪くてすいません)をうまくさらっているという状況ですね。
今回は以上になります!
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
それでは、次回のマイアミグランプリでお会いしましょう‼️