剣を花に変えよう。
SNSショート動画で、面白いと思った投稿のコメント欄を見て萎えることが多々あります。
私的には普通に面白い動画なのですが、
『それってモラル的にどうなの?』
『街中でこんなことするなんて邪魔すぎる』などのアンチコメント。
エンタメをエンタメとして楽しめない人って、きっと一定数いるんだと思います。
そういう人って、きっとAVと現実も分けられないのかなぁと思ったり…。
特に私がアンチコメントが多いと感じるのは、子育て系コンテンツです。
子供にご飯をあげている瞬間、子供が泣いている時、子供がイヤイヤ期の時。
コメント欄を見てみると、
『撮影してないで抱きしめてあげて』
『なんで〇〇してあげないの?』
『親の行動がこうだから子供が真似するんだ』
など、親に対する強烈な批判が殺到しているイメージです。
それに対してまず私が思うのは、この人たち絶対子育てしたことないし、子供と触れ合った事もない。笑
私も子育て経験はありませんが、以前幼稚園生から小学生までの子供達に英語を教える講師をしていたので、おむつを変えたり昼寝をさせたり、うんちの手伝いをしたりなんて日常茶飯事。
子供は感情が豊かですから、大人と違って泣いたり怒ったりなんて1日の中で何回もあるんです。
毎日を共にしているお母さんやお父さんは、あぁこれはすぐ泣き止むやつだとか、これは嘘泣きだとか、当然すぐ分かりますし、
子供の成長を記録に残しておきたいなんて普通のことです。そしてそんな宝のように可愛い我が子を、みんなに見てほしいという気持ちだって、当たり前のこと。
そういった、動画の裏側に隠れていることにも気づかずに、それでもアンチコメントを書く人はきっと、まだ子供の頃のトラウマや、本当はお母さんやお父さんにこうして欲しかったという気持ちが残っている人。
よく考えてみてください。ザーザーと降る雨のように次から次へと流れてくるショート動画に、わざわざアンチコメントをしている訳ですから、
それくらい、その人は子供の頃の自分について、癒しきれていないということ。
そしてそういったコメントが子供コンテンツに多いということは、子供の頃のトラウマを残している人が圧倒的に多いということだと思うんです。
忙しなく過ぎる日々ですが、ひとりひとりがもっと自分を客観視して、トラウマを刃に変えて人に向けるのではなく、トラウマと向き合って、ゆっくりでも癒せるようになれば、世界はぐっと世界平和に近づけると思うのです。