繊細さんの生き方戦略
最近は、HSPや繊細さんなんて言葉を、よく本やインターネットで目にする様になった気がします。
私は現在ホステルで働いており、留学経験もあるため、日本と海外の方々を比較することが容易にできる環境にいますが、やはり日本人は元々の繊細な性格+他人を気にする教育により、より繊細で他人に影響されやすい人が多い気がします。
私もそんな、繊細さんの1人。
幼稚園の頃から学校に行くのが本当に嫌で、ほとんど毎日幼稚園バスに乗ることを泣いて抵抗。
高校生の頃は何もかも楽しくなくて、"周りに合わせないといけない"という空気に圧迫され、本当に辛かった時期でした。
その後も、人間関係で度々悩みができましたが、全ては私の繊細さがゆえに、なんとなくこの人の出す空気感が苦手とか、なんとなくここの場にいなくないとか、そういったふわっとしたものでした。
それでも、日本人ってやっぱり、"周りに合わせましょう"って教育を受けちゃってますからね…泣 周りには、本当に繊細なの?と言われるくらい、明るく笑顔で振る舞っちゃうんですよね。
もともと繊細な性格の人にとっては、教育によって拍車がかかる様に繊細さを助長されるので、すごく生きづらさを感じている人は多いのではないかと思います。
そんな私も、ようやく最近になって、自分の繊細さと上手く向き合える様になってきました。
その秘訣は、とにかく環境を整えるです。
まずは、自分の繊細さを受け止め、愛してあげることです。
私はこの何年間もずっと、自分の繊細さを受け入れることより、自分が強くなることにフォーカスを当てていました。
そうやって何度も何度も、自分にプレッシャーを与えていたんです。
しかし、最近になってようやく、『ああもうそこって変えられないよなぁ』と、悟れたんです。笑
それは留学や国際交流を通して、自己愛を育んできたからだと思いますが、
『もう繊細であることを受け入れて、嫌な人、エネルギー、空気感、オーラ、状況はとことん避けちゃおう!』
っていうのが私の今の生き方です。
だって影響されやすいんだから。自分が嫌だなと思う状況や人からは、とことん離れていいと思います。
そうやって、自分で自分に意志表明していくんです。
私はこれは嫌だ、この人は苦手だと。
それをしていくうちに、自分がどういったものに苦手意識を持っているのか、言語化できる様になってきます。例えば、自分を棚に上げて上からモノを言う人が嫌だ、とか。
言語化できるということは、自分の頭でちゃんと理解できるということです。
その後は、自分の苦手リストに当てはまる人はすぐに見つけ、トラブルが起こる前にさっと笑顔でその場から立ち去ることができます。
職探しに関しても、恋愛に関しても、繊細さを殺して我慢して関係を築き、後になって辛さが沸々と湧いてくるよりは、最初から合わないと思ったら切っておいておくのが、相手にも自分にも健康的な選択ではないでしょうか。
繊細な私なんか…と自分を決していじめないでください。元々繊細な性格なのに、そんな自分をいじめてしまっては元も子もありません。
まずは自分の繊細さを受け入れ、心地よい環境作りに励んでほしいです。