一緒にいる人を選ぶこと
みんな平等に愛すべき?
私が以前スピリチュアルに浸透しまくっていた時は、"全人類みんなを平等に愛さなくちゃいけない"っていう形にハマってたなぁと思う。
うわーこの人嫌だな〜って思う人がいても、『いや、この人が目の前に現れたってことは私が引き寄せてるんだ!だから感謝の波動でこの人が目の前から消え去るのを待とう!』なんてこと考えてた。
以前の職場ではどうしても好きになれない人がいて、常にその人のことを愛さなくちゃ、その人に対して感謝しなきゃって囚われていた。
その人と会うたびに辛くなっていた気持ちも、すごく抑えていた。
人間関係の悩みのカルマ
前提として、誰しも苦手な人、好きになれない人、嫌いな人は絶対にいると思う。人間は1人1人育った環境や身の回りにあった価値観が違って、それは同じ日本人や同じ地域住む人でも違ってくる。
学生時代は人間関係で悩んだことがない人は中々いないんじゃないかと思うくらい。
そんな人間関係のいざこざは歴史の中でずーっと人間の苦しみや悩みのテーマの1番大きいところにあったわけで、言ってしまえば人間の日々の生活にある意味"欠かせないもの"になってしまったんじゃないかな。
そんな私も、学生時代から嫉妬や妬みやいじめやら、人間関係のいざこざ悩み続けていた1人。
そして20歳を過ぎて、スピリチュアルと出会い、みんながよーく知っているような、
とにかく誰にでも感謝をしましょう!
皆を愛しましょう!
といった価値観にどハマりした。笑
たしかにスピリチュアルはそれまでの私の悩みや苦しみを大いに消してくれたし、以前までの感情の起伏はとても減っていた。
でも、やっぱり目の前に現れ続ける"嫌なやつ"。笑
『え、なんで?私こんなに日々感謝して愛を持って愛の波動で生きてるのに、なんでこんな人引き寄せちゃうのよ!?!?』
うん、今思うととても傲慢ですね。笑
嫌いでよくない?
そしてそんな時、あるスピリチュアルカウンセラーの存在を知って、その人の本を読んでいるうちに、
あれ、自分の心に正直に生きていいんじゃないか
って気づいてきた。
私のパートナーも元々ザ・男子タイプで、嫌いな奴は嫌いでよくない?っていう人。スピにどハマりしていた私は、そんなことダメだ!そんな波動を持っていたら悪い引き寄せをするよ!
なんて思っていたけど笑、いや彼の生き方もいいのでは?と思うように。
もちろんよく巷で耳にする引き寄せも大事だけれど、引き寄せは人によっては意識が外側に向いている考え方だと思う。
もちろん、元々は自分の内側をクリアにして良いものを引き寄せよう!っていう素晴らしい考え方なのだけど、
"悪いものがやってこないように"という恐怖や不安の意識からこの考え方をフォローする人が結構いるんじゃないかな?と思った。そしてそういった人たちは、自分のネガティブな感情に蓋をして、目をそらしてしまう傾向にあるんじゃないだろうか?
自分の心に正直なって、ネガティブな感情もキャッチしてあげないと、もっともっと自分が苦しくなっていっちゃうんじゃないかと思った。
変わる時!
そっから、自分の環境を思い切って変えてみた。
嫌いな人からは離れてもいいんだ!
言葉にするとすごく簡単なことでも、これは私がずっと学生時代からできなかったことだった。
思えばスピリチュアルにハマる前からも、苦手な人も含めてみんな愛さなきゃ、みんな好きにならなきゃっていう、ある意味執着が自分の中にあったんだと思う。
それを解放して、前の職場を辞め、タイミングが良かったので引っ越しをして、今の職場に変えると、状況はガラリと変わった。
今までいろいろな仕事をしてきたけど、今1番楽しく、1番人間関係も良好な職場にいる。
こんな現実を引き寄せれたのは、自分の中で
人を嫌いになってもいい
嫌いな人からは離れてもいい
といった価値観の解放ができたからだと思う。
こうやって変わっていける自分を、いつも私は誇らしく思うよ。私すごいね!!
でもこの人嫌だな、苦手だなって言う気持ちはちゃんとキャッチして、その波動を解放して手放していくことがとても大事。
今回はまず自分の心に正直になるっていうことについて話しているけど、その感情の手放し方はまた今度話すね。
また、これは持論なんだけど、嫌だなーとか苦手だなーって思う人から物理的に距離を取ることは、宇宙への意思表明にもなると思うんだ。
宇宙さん、私はこういう人からは距離をとります。こういう人じゃない人を周りに置いてくださいっていうね。笑