ハイヤーセルフからの強制終了宣告
去年の年末に、生まれて初めて入院をするほどの病気にかかりました。
目の奥の神経に炎症を起こし、眼球運動に対する痛みや視力の急激な低下、視界の狭まりが起こる視神経炎という目の病気です。
それが22年間生きてきた私の初めての、いわゆる“病気”と対峙した瞬間でした。
治療方法はステロイドパルス療法といって、短期間で多量のステロイドの点滴を打ち、身体再生のためのホルモンを外から身体に入れちまおうっていう処方。
何もかも初めてですごく不安でしたが、経過でしっかり目も見えるようになり、一件落着と思った矢先、
2ヶ月後に2回も再発したのでした。(片目ずつ)
あれ、なんでやろ。私こんなに健康に気を遣っているのに、何がメッセージなんだろう。宇宙は私に何を求めているんだろう……
視神経炎はそもそもステロイド治療をしなくても場合によっては自然治癒する病気なので、病院の先生は入院を進めてきたものの、再発した2回目3回目は、自分を信じて病院に頼らず、自然治癒させました。
スピリチュアルやナチュラルなものを割と信仰する私は、西洋医学や対処療法にはやや懐疑的。元々人間は自分の不調は自分で治せる力を持っていると思うからです。
そんな信仰心(?)を胸に2回目3回目の再発を自然治癒させた私は、大いに満足気でした。
『これは自分で自分の体を信じろというメッセージだったんだわあ❤︎』
なんて思い、しかもその後10ヶ月くらいは本当に不調とは無縁に健康に過ごしていました。
が、、、、
今年2024年10月頭、ん?目を動かすと目の奥と頭が痛い…
あれ、既視感。というか経験したことがあるやつ…
いやいや私の学びはあそこで終わったんだから、またなるはずもない。これはただの眼精疲労だ!と思いたかったですが、あっけなく視力はますます落ちていき、また再発。
その時は本当に悩みました。
そう、病院に行くべきか行かないべきか問題。
最初は、きっと今回も自然治癒するだろうから、左目が見えていないという事実は無視して日々仕事にプライベートに楽しもう!なんて意気込んでいましたが、
忘れていたあの感覚。人間片目が見えていないというだけで、こんなにも体力も精神力も持っていかれるんですね。
少し電車に乗るだけで疲れ、毎日普通に歩いている道を歩くだけで疲れ、ちょっとした仕事だけで疲れ、料理をして疲れ…
片目がほぼ全く見えていない状況に近いですから、遠近感を取るのですら通常時の何倍もエネルギーを使います。
こんな状況はいつまで続くのか…しかも一向に良くなる感じもなく…でも病院に行ってもステロイド打ちましょうってなるだけだし…
挙げ句の果てに、私はまず両目がちゃんと見えないと何も始められない!と、意を決して病院に行き2回目のステロイド治療を受けることを決めました。
そして今回は絶対に再発を繰り返す原因追求もする!と。(視神経炎の最初の繰り返しは多発性硬化症や視神経脊髄炎などから来ている可能性があるため)
そして案の定入院。
暇を持て余すに持て余す入院生活で、私はベッドに寝そべり、既視感のある天井を見つめながら、再発前の生活を振り返りました。
あ〜、頑張りすぎてたな〜。
そして、これはまたもやハイヤーセルフからの強制終了だと。笑
入院という形でも取らないと、私は仕事を休むことをきっとためらってしまう(たかだかアルバイトですが)
そんなこんなで宇宙からの強制休養に入り、いろんな事についてのんびりと考えた私。
西洋医学との向き合い方や、仕事のスタンス、将来のこと、やりたいこと、どうしてまた再発したのかなど…
そこで気づいたことや感じたことはまた次のnoteにて。
ではまた!