自分に自信をつけるためのマインドセット
自信と向き合ってきた学生時代
私は中学2年生の頃から欧米の文化に憧れを持ち始め、当時流行っていた洋楽をよく聴いたり、好きなアーティストのインタビューなどをよく見ていました。
それまで海外のカルチャーは全く眼中にも入れず興味のなかった私が、なぜ急に興味を持ち出したかというと、海外のセレブやアーティストたちの"圧倒的自信"に大きな衝撃を受けたからです。
今でも覚えているくらい1番の衝撃だったのは、当時自宅でスマホのYouTubeで見た、レディーガガのBorn This WayのPV。
『え、、女の人が水着を着てほぼ全裸で踊っている…!?!?』笑
テレビや街中の、限られた日本の情報が全てだった私は、インターネットという大きな恩恵を受け、海外の人の魅力に取り憑かれていきました。
レディーガガのPVは、彼女がほぼ全裸の状態で踊って歌ってるのもとても衝撃でしたが、彼女から溢れ出すオーラや自信、圧倒的存在感に、私はとても惹かれました。
そこからの数年間、中高生時代は周りの子に嫌がらせを受けたり、悪口を言われたりといった事がありましたが、そんな時私を支え、私がどう生きていくかの指針を作ってくれたのは、レディーガガ、ケイティーペリー、テイラースウィフトといった当時も今も大人気の海外アーティストたちでした。
私は彼女たちのように、誇り高く自信を持って生きていきたいと心から思っていたけれど、家から外に出て、周りの声や目を感じたり、実際に人とコミュケーションをとると、そこにあるはいつも弱い自分。
クラスで目立つ女の子の前に立っても、少し嫌がらせをしてくるクラスメイトの前に立っても、私はちっとも自信を持って生きられませんでした。
それでも私はずっと海外のアーティストに憧れて、彼女たちのようになるには、と、自分の中の"自信"と向き合い続けてきました。
この数年間は、そして今も、自分と向き合い続け、22.23歳になってやっと、強く生きられる自信は付けられたような気がします。
そんな私が、自信をつけ、圧倒的な自己肯定感とポジティブさを持って生きていくヒントを、少しでもシェアできたらなと思います❤️
1.ヒーリングが10割
海外のアーティストにハマっていた私は、自信は外側から鎧のように付けていくものだと思っていました。
自分の内側は弱いかもしれないけど、自信がある人を真似て、とにかく自信があるフリをしてみる。そうしていくうちにその自信は自分のものになっていく。
これは実際にある海外の俳優さんが言っていたメソッドで、私はこの考え方をフォローしていました。
しかし、それを実践しても、そこにあるのはいつも空虚感。自信はやはり外側からつけるものではないと思います。
自信はいつも自分の内側から溢れ出すもの。
だと思うんです。
そのために必要なのは、自分のトラウマや心の傷のヒーリング。
私の考えでは、本来人はみんな100%の完全体、空虚感や不安感なんて持っていません。
だけれども、過去のトラウマや傷から、自分なんて…、と、ネガティブな思考に陥り、自信を失っていってしまうだけだと思うんです。
そんなトラウマは、大体は小さい頃の体験から出てくるもの。
私自信、小学生の時に友達に裏切られた(と思った)記憶や、両親に愛されていない(と思った)記憶を、どんどん癒していくようにしました。
外側に見えているものは、全て内側のもの。
外側の問題は、全て内側にあるんです。
2.自己受容が外側に出る
そうして自分の過去を少しずつヒーリングし、癒していくと、自分を認められるようになります。
ガチガチに固まっていた氷が、どんどん溶け始めるのです。
そうすると、自分の内側がトゲトゲから丸い状態になって、過去にあやまちを犯してしまった自分を謙虚に受け止められたり、自分を責めることをやめたり、自分は被害者であるという意識がなくなってきたりします。
私自身、今までどれだけ自分に牙を向けてきたか…笑
もちろん、自分で自分にプレッシャーをかけて頑張ることも素晴らしいことだけど、よく頑張っている自分を労ったり、休めてあげられるのも、全て自分しかいません。
そうやって自己受容が進んでいくと、自分の内側はどんどん変わっていき、外側に見えているものも、もちろん変わります。
3.自分に正直に生きる
過去のトラウマや傷を癒やし、自分のことを認めて優しくなると、自分の心の声がちゃんと聞けるようになります。
例えば今まで、本当は毎日ゆっくりお風呂に浸かりたいと本音では思っていても、頭の中で、そんなことは節約のためできない。それくらい我慢しなきゃいけない。と思って実際にお風呂に浸からないという選択をとっていたとします。
しかし、自分がどんどん癒されていくことにより、自分の心の奥底にある本音にちゃんと正直に応えていくようになります。
この本音にできるだけ応え、自分をちゃんと満たしていくと、自分の中のコップが満たされていき、それは確実に自分の自信になります。
満たされたコップからは水が溢れ、それが他人への優しさや思いやりに繋がっていくのです。
4.バウンダリーを引く
自分のコップが満たされ、他人に愛を振りまけても、他人との境界線(=バウンダリー)を引く必要があります。
例えば、自分が仕事で手一杯の時に、これお願い、あれお願い、と頼まれてそれを全て受け持っていては、自分のコップが溢れるどころか、枯渇してしまいます。
よく日本人はNOと断るのが下手だと言われがちで、それは傾向であり人によるところですが、しっかりNOと断るスキルは、とても大切だ思います。
NOと応えることは必ずしも人を拒否し、嫌っている訳ではありません。それは自分を満たす大切なコップを守る行為です。
守ることと、他人への気遣いのバランスは難しいですが、しっかり自分と話し合いをし、ちゃんと自分の心の声を聞けば、自ずとわかるはずです。
みなさんのより良い人生のために、この投稿が少しでも力になれたら幸いです🌻