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【プロ野球】新人王・武内投手(西武)だけではない・・・素晴らしい活躍を見せたパ・リーグ新人投手をピックアップ
1.はじめに
今年のプロ野球最優秀新人賞(新人王)が26日に発表され、武内夏暉投手(西武)が受賞した。入団1年目の選手は初めてレギュラーシーズンを戦うため、シーズンの流れが分かりづらい。そのため、それぞれの選手の本来の実力を発揮して結果を出す事も容易ではない。
新人王に輝いた武内投手は、周囲の期待に応えて防御率2位の成績を残すなど他の新人選手を圧倒したパフォーマンスを見せた。新人王は通常各リーグ1選手のみの受賞のため、ここでは武内投手以外にも1年目のシーズンで素晴らしい活躍を見せたパ・リーグの新人投手を紹介したい。
2.直近5年間のパ・リーグ新人王は・・・
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【表1】にあるように、直近5年間のパ・リーグ新人王は全て投手から選出されており、今年も武内投手が選出され野手からの受賞はならなかった。2000年以降に野手でパ・リーグ新人王を受賞したのは、2017年の源田壮亮選手(西武)と2018年の田中和基選手(楽天)の2名のみ。受賞者が明らかに投手に偏っているので、投手部門と野手部門で表彰するなど、野手のモチベーションを維持させる事も必要に感じる。
パ・リーグ6球団で最も新人王から遠ざかっているのはロッテで、2014年に石川歩投手が受賞して以来選出されていない。
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