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2023/01/30『酒と家庭は読書の敵だ。』

月曜日 雪のちくもり

昨日の日記、一度はアップしたのに、下書きが複数あるのに気づいて、ひとつ削除したつもりが全部消えてしまった。

ま、いつものようにたいしたことを書いたわけでなし、長く迷っていたKindle Paperwhiteが届いて、10年使った古いのに比べてかなり良くなっていた話だった。
問題は、スクリーンリーダーの設定がうまくできず、再度Amazonに問い合わせて、今日も悪戦苦闘したが、voice viewを使用するには英語に設定せよと出るばかり。
残念だけど、これ以上は時間の無駄と思い、いったん撤退。
日本語対応していることは2人のカスタマーサービスの人が断言していたし、マニュアルにもあるから確かなはず…そのうちアップデートされて設定しやすくなることに期待しよう。

その新しいKindle端末で、先ごろ亡くなった目黒考二『酒と家庭は読書の敵だ。』を読み終えた。
1997年の単行本では『活字浪漫』のタイトルだったそうで、そのほうがよかったな、普通で。
この前、Echo Dotのデモをした時、読みかけのこのkindle本のタイトルが読み上げられて笑われてしまった。
いいけど。

著者は、むかし椎名誠や沢野ひとしにはまっていた頃、関係の本によく出てきた活字中毒の人、としての認識しかなかったが、聞きしにまさる本好きのようで。
読むのが好き、集めるのが好き、全集はそろえたい、というところまではわかるけど、見るだけでもいい、というのだからさすがは重症だ。
作曲家は音楽を遺し、作家は著作を遺し、読書家は…うーむ。

出てくる本のタイトルは、世代や嗜好の違いを感じるものも多いが、それでも読みたい本リストが3センチほど伸びてしまった。