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母の虚言 2025(覚書)

以前にも同じタイトルで書いたことがありますが、これから書こうとすることは、自己愛性人格障害という精神疾患をもつ母のモラハラ言行録です。

ふわっと浮かび上がってきた記憶の断片を、この瞬間に掴まえて、いま書いておきたいのです。

私は幼少期から成人するまで母から精神的虐待、情緒的ネグレクトを受けてきました。私自らも精神疾患になり、その治療に二十年の歳月を費やしました。

こんかい書き残しておくのは、周りを操作して家族の人間関係をこわした母の行状が私の人格形成に与えてきた影響を冷静にみつめ、今後、
自己愛者から支配されない自分を作るための一助にしたいからです。

この記事は主に自分のためとはいえ、シェアすることによって自己愛性人格障害の家族や職場の上司のハラスメントに悩む人には、多少の慰めと励ましと自己愛者に対処するためのヒントになるかもしれません。

感じるもののある人はお付き合いください。


母は外向きの顔と内向きの顔がまったく違っていました。外面が非常に良くて良妻賢母に見えるようにふるまっていました。夫や子供を、自分を良く見せるための道具にしていました。

私の生家は両親と姉、私、弟の五人家族でしたが、母は家庭のなかで自分がナンバーワンでいるために情報操作することを欠かしませんでした。

母は父よりも自分を優位な立場におくために、子供のまえで父の悪口を繰り返し言ってました。やがて家族の間で「お父さんは悪い人」ということになりました。それは父を悪者にして家族が一致団結をするという母の策略だったことに気づいたのは、ずっと後のことです。

結局、三人の子供たちの間で、父の良い話は何も伝わっていなくて、悪い話だけが伝わっていました。その話は母による捏造の疑いがありました。父はどんな気持ちだったでしょうか?

自己愛者はターゲットを虐めてつぶす、社会的に葬るなどサディストみたいなことをやります。

その遣り方は、嘘をついて狙った相手を陥れて、自分の言う嘘を周りの人に信じさせる、さらに狙った相手を孤立させる、など冷酷です。

うちの家族では父が一番被害に遭っていました。父は六十一歳で早死しましたが、父の葬式での母は親戚の前で良妻と思われるように振る舞っていました。親戚の人は母に騙されていることに気がつきませんでした。

母は子供たちの前で父の悪口を言いました。その悪口のなかみは母の虚言です。母の虚言を信じ込んだ子供たちはとうぜん父が嫌いになりますし、それが母の狙いなのです。

さらに母は兄弟の前でそこに居ない別の兄弟の悪口を言いました。おかげで家族みんなの仲が悪くなりました。自己愛者が一人いると、そこのコミュニティはみんな仲が悪いです。

父と母の仲が悪く、父と子供たちの仲が悪く、兄弟の仲が悪い。この家族はどうしようもありません。

家族を分断させて、それぞれを孤立化させた。母がしたことは、そういうことです。

自己愛者がふるう暴力は、狙った相手を辱める、屈辱を与えるなど深いダメージを負わせる残虐な行為です。

まだ書きたいことはあるのですが、長くなるので、続きはつぎの機会にします。

あなたの周りに自己愛者はいますか?自己愛者は憎しみがあります。周りはみんな敵、人が幸せになるところは見たくないんです。寂しい人。

私の母はこういう人です。力をふり絞って書きました。私の悩みの深さ、解っていただけるでしょうか。

私がこの母から学べることは何か?っていうことでしょうね。愛を学べ、ってことでしょうね。

聞き苦しい話に最後までお付き合いくださった方、ありがとうございました。

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