男は「感情」がニガテ?〜モテる男から聞いた、モテる男のたった一つの条件
あざといタイトルだなあ。ま、いっか。
前から気になっていたテーマなので、思い切って書きますね。
まず、はじめにお断りしておきますが、HOW TOものではないので、期待している人はスルーしてください。
さて。
わたし、結論を最後に言うのがキライなので、先に言いますね。
モテる男の条件、何だと思われますか?
それは、女の話をよく聞くこと。
たったコレだけですけど、これ、男がいちばん苦手な事じゃないでしょうか?
女の話は、言ってみれば、感情の洪水みたいなものですよね。女は気持ちを誰かに話して、受容されたい、共感されたいという願望がつよく、また、それを必要としています。
女は感情を大切にします。
ところが、男は感情をさらけ出すことは、自分の弱さを受け入れることになって、それはプライドが許さないんでしょう。
感情は、男にとっては重要ではなくて、むしろ、ジャマモノなのではありませんか?
カウンセリングでも、女性は話を聞いてくれるだけでいいという人もいます。もやもやした感情を吐き出すだけで気分がスッキリして不安などの苦痛を癒せます。カタルシス効果ですね。
一方、男性は愚痴を言っても終わり、なんてありえません。断固として、結論を出そうとします。
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あるカウンセラーのブログを読んでいたら、女性側の離婚原因のトップは、話を聞いてもらえないなどの夫婦間のコミュニケーションということでした。経済的なことでも、家庭環境でもありません。
私もパートナーに話を聞いてもらえませんでした。私が怒ると、目をつむって嵐が通り過ぎるのを待ってるって様子に、私の話を聞け、このバカヤローと思いましたけど。女は気持ちを聞いてもらえない、という事は、すごいストレスになるんです。
男は感情に触れるのがニガテなんだと思います。自分の感情にも、相手の女の感情にも。
私は、心理系のセミナーやワークショップによく出かけましたが、男性に会うことはほとんどありませんでした。100人いれば2人ぐらい男性がいるかなあ、というぐらいの割合です。感情やこころを扱う心理の世界は、女性の世界なんです。
つくづく男性は、感情やこころ、っていうものを嫌うんだなあと思います。嫌う、っていうか、見たくないのかもしれません。
男は、男として生きていくときに、感情のフタを開けたくないし、開けたらマズイ事になるのかもしれません。
この社会で生産性を上げることを要請されている男性は、要するに、男は田んぼの力っていうことですけど、それに専念するためには、感情とダイレクトに繋がりたくないのではないかと推察しますが、いかがでしょうか?うっかりフタを開けると、何が出てくるか分からないし、こんな所でこんな事をしていていいのか、という本音を見ることになっても、アレだし。
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感情とは、あくまでも女性のものだと思うから。
男性が、感情を重視するってことは、自分のなかの女性性や弱さを大事にする、っていうことだから、それって仕事に支障をきたしてきたんでしょうね。昭和のおじさんの間では。
しかし、最近は真に創造的な仕事をするには、おじさんも左脳だけじゃなく、右脳も使おうって、ダニエル・ピンクっていう人が「ハイ・コンセプト」っていう本の中で提唱したらしいです。
脳といえば、感性がするどい芸術家は、女性脳が発達している、つまり右脳タイプだそうです。
私に、モテる男の秘訣を教えてくれた人がいました。僕はモテますが、それは女性の話をよく聞くからです、と断言してましたが、彼はこのタイプかもしれません。
思考の左脳と、感情の右脳。両方をバランスよく使っている人かもしれません。
じっさい、女性の話を聞くのは苦にならない男性は、容貌にどこか繊細でエレガントな、なんとも言えない雰囲気があります。さらに、女性に対するリスペクトがあるから、なおさらモテますね。
ちなみに、モテる秘訣を教えてくれた人は、仕事は国家公務員でした。
話を聞いてほしい女と、話を聞かない男。
需要が多くて、供給が少ないから、女の話を聞く男は希少性があって、必然的にモテますね。
だからって、男よ、女の話を聞け、って言いたいわけでもないですけど。
男は、感情がニガテなんだと思います。
気持ちを聞いてもらえなくても一生困らない、と言う男もいるらしいですから。
それはそれで、いいのかもしれませんが。
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