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秋田の水害に思う

秋田県が水害で大変なことになっている。4年間を過ごした懐かしい秋田。お世話になった方の田んぼが水没した写真が送られてきた。

『やまない雨はない』けど、『雨がやむまで耐えられない人』がいることを忘れてはならない。

https://www.facebook.com/photo/?fbid=10230007631072890&set=a.10207451880993235

と、ある人が投稿していた。本当にそうだと思う。そして、雨がやんで終わりではなく、気が遠くなるような片付けの作業が待っている。農地が水没すれば、今年の収穫は激減するだろう。そのことの意味を私たちはわかっているだろうか?命の糧は農村から来ている。自給率が37%ほどの日本で、東北は100%を超え、北陸は約70%。誇りを持っては百姓をされている方々との出会いを通して、私は農業の大切さに気づくことができた。
 秋田といえば、「直耕」の安藤昌益。「直耕」とは自分が食べるものは自分が耕して手に入れなさいということ。『都市を滅ぼせ』という本も秋田の人に勧められて読んだ。命の糧である作物を育てている農村がなければ私たちは生きられない。都市は農村によって支えられている。

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