#22 【 コンフォートゾーン 】とは?
皆さん、こんにちは。
林香代子です。
noteの方は、久しぶりの投稿になりますが、
これは、日常生活でも
何か目標を持って達成するときでも、
知っておくと、
人との関係性や、
ゴールに向かう途中で
何が起こっているのか?ということを理解するのに
とても大切な概念なので、
こちらのnoteの方にも、改めて置いておきますね。
コーチングで用いられる概念・用語として
コンフォートゾーンというものがあります。
コンフォートゾーン、慣れ親しんだ状況、人、もの、環境などのことで、
コンフォート、心地良いゾーン、範囲のことです。
エアコンのサーモスタッドの例が、よく使われますが、
エアコンの設定温度を25度にすると、
室内の温度が、24.9度になると暖房が入り、25.1度になると冷房が入るという風にはなっておらず、23度になれば暖房が入り始め、27度になれば冷房が入り始めるというようにある一定の幅がある。そうしないと、0.1度の違いだけで、暖房→冷房→暖房→冷房が入るようでは壊れてしまいます。そのため、ある程度の幅をもたせているそうです。
コンフォートゾーンもサーモスタッドのようにある程度の幅・範囲のようなものがあり、そこを超えると、慌てて元のコンフォートゾーンに戻ろうとする作用が起きます。
その慌てて元の状態に戻ろうとする働きのことを恒常性維持機能(ホメオスタシス)と言います。
(ホメオスタシスは、人間の体温を考えてみるとわかりやすいです。人間は、暑いなと感じると、慌てて体は汗をかいたり、血管を広げたりして熱を発散させる、逆に寒いなと感じると、血管を収縮させて、熱を逃さないようにする。このように、体温を一定の範囲内に保つような働きを恒常性維持機能と言います。)
さて、話をコンフォートゾーンに戻します。
人には、コンフォートゾーンというものがあります。
慣れ親しんだ状況、人、もの、環境などのことで、
コンフォート、心地良いゾーン、範囲のことです。
ただ、コンフォート、心地よい だけではなく、本来心地よくはないはずではあるけれど、自分にとって当たり前の状況、好む好まざるに関わらず慣れ親しんだ状況なども含まれます。
例えば、渋滞です。
私は数年前、タイのバンコクに夫の仕事の関係で4年ほど住んでいましたが、バンコクでは、渋滞が当たり前です。車の間を縫うように走るバイクタクシーなるものもあります。場合によっては車よりもバイクの方が到着が早いのです。日本では、そのような状態はほとんど見られません。
これは、余談ですが、なんと、バンコクで車の渋滞にはまって、お腹を減らした現地の人が、宅配ピザを頼んだら、渋滞にハマっている間にピザの配達が届いたという逸話を当時タイ語の先生に聞いたことがあります。(実際にSNSの写真を見せてもらった記憶があります。)
しかし、現地の方にとっては当たり前のことです。
必ずしも、心地よい とは限らず、望ましいことではなくても、慣れ親しんでいる、それが当たり前だという状況等の一定の範囲をコンフォートゾーンといいます。
それぞれのゴール毎に、望ましいコンフォートゾーンはあります。
コーチングでは、マインドの仕組みを使って、
ゴールの世界のコンフォートゾーンの方へシフト、移行していきます。
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