【使ってみた!】アイリスオーヤマ・スチームクリーナ使用感の辛口コメント
「この油汚れ、一発で落とせるものはないかしら?」
「床が楽にきれいに、拭き掃除できたら」
そんなお悩みはありませんか?
私は、あります。
どこかに汚れがすぐに落ちる魔法の道具がないかな。いつも、そう思っています。
掃除をするのが嫌いではないのですが、毎日こまめにするのは苦手。たまった汚れを一気に落としたい。そんな野望のある私が、アイリスオーヤマのスチームクリーナーを購入しました。
この記事では私のように、たまってしまった汚れを何とかしたい人へ、
・なぜスチームクリーナーが欲しかったか
・アイリスオーヤマを選んだ理由と、使用してみてのメリット・デメリット
・今後のスチームクリーナーの使い方
を紹介します。
今後の掃除道具を選ぶときの参考になれば幸いです。
なぜスチームクリーナーが欲しかったか
マーケティングの話で、「お客様はドリルが欲しいのではない、穴が欲しいのだ」と言われます。私もスチームクリーナーが欲しいのではなく、きれいな床が欲しいのです。
掃除のときに掃除機はかけますが、床のふき掃除はしません。理由は簡単、面倒だから。しかし、水拭きした床は気持ちがいいですよね。
そのため、なんとかしようと、今まで2種類のモップを購入しました。一つは手を汚さずに使える洗浄機能付き回転モップ。もう一つも、手を使わなくていいタイプで、レバーを引くとモップの先が二つ折りになり、水が絞れるタイプ。
両方とも、水切れが悪く、拭いた床が乾くまで時間がかかり、使い続けられませんでした。そこで「こりゃだめだ」とお手上げ状態になり、掃除機をかけるだけにしました。
しかし、そもそも我が家は古い。しかも台所の床は汚れやすいですよね。その台所の床をなんとかしたいと思ったのがきっかけでした。そしてそれにいちばん適しているのがスチームクリーナーじゃないかと思ったのです。
アイリスオーヤマを選んだ理由
そこで、いろいろなスチームクリーナーをチェックしました。
私は床さえ拭ければいいので、スティックタイプが良かったのですが、夫は車のシートも掃除したいと。そうなると、スティックタイプではできません。
インターネットの「スチームクリーナーおすすめ」などの記事を参考に、メーカーの候補を3つに絞りました。
それが
・ケルヒャー
・スチームファースト
・アイリスオーヤマ
です。
ケルヒャーは、知名度バツグンで、信頼と実績があります。スチームクリーナーを紹介している動画で、「高温になる機械なので、安全性の高いメーカーのをおすすめします」とあり、「確かに」と思いました。
スチームファーストは、洗剤をタンクの中に入れられる唯一のスチームクリーナなのだそうです。そのHPでも、「汚れは水だけでは落ちません」と書いてあり、そういう事が書いてあるのも信頼できると感じました。また、カルキ除去パウダーがあり、アフターケアが簡単そうなことにも惹かれました。
アイリスオーヤマは日本のメーカー。安全性は高そうだし、消耗品や部品の買い足しもできそうだし、何よりお値段がお手頃です。
調べていくうちに、スチームクリーナーは、「宣伝では魔法のように落ちる映像があるけれど、実際はそんなことはない、あれは映像マジックだ」ということを知りました。
汚れが期待するほど落ちないなら一番お手頃価格のアイリスオーヤマにすれば、がっかり度がましだろうという消極的な理由で選びました。選んだのは「3WAY スチームクリーナー STP-102」です。
実際使用してみてのメリット・デメリット
先日届いたので、早速喜んで使用してみました。使用してみて、最初に思ったのは「やっぱり思ったほど落ちない」ということ。
確かに魔法の道具ではないのだから、しかも水だけなのだからスルスル落ちるほうがおかしいですよね。わかっていてもやはりちょっとがっかりしました。
ですので、デメリットから紹介していきます。
スチームクリーナーのデメリット
・汚れが落ちない
一番のデメリットは、汚れが期待したほど落ちないことです。期待値が高ければ高いほど、がっかりしますよね。
そんなに落ちないと事前にわかっていたため、お手頃なアイリスオーヤマにしたけれど、「ああ。やっぱりそんなに落ちないんだ」と思いました。
私が落としたかった汚れは、実は、洗剤をつけてブラシで力を入れてこすれば落ちます。しかしそれをするのは重労働。それをしたくないので、スチームクリーナーを、と思ったけれど甘かったですね。
・組み立てが面倒
「さあ、掃除するぞ!」というときに、コードをさして、ホースをセットして水を入れてという手間が面倒です。
スティックタイプだと、ホースなどをセットする手間が省ける分、思い立ったらすぐに掃除ができるでしょう。
掃除をしだすまで何手間もあると、掃除って面倒ですよね。しかし、車にも使いたいという夫の要望があったので、仕方がありません。
・押し続けるのが地味にきつい
スチームを出すには取っ手のところにあるレバーを押し続ける必要があります。時間が長くなると地味にきついです。そんなに重いレバーではないのですが。
・ペットのいるところで使えない
我が家には鳥さんがいます。使用上のお願いに
と書いてありました。しかし、なぜ移動させるかの理由は、取扱説明書には書かれていませんでした。きっと、スチームが高温になるから安全のため、だと思います。
スチームクリーナーのメリット
デメリットを先に書いちゃいましたが、メリットもありますよ!
・3way
3wayなので、いろいろ使えます。ソファにも、洋服にも、換気扇にも使えます。延長パイプをセットすると、立ったまま床掃除もできます。
・スチームが出るまでが早い
何十秒か待ちますが、ストレスにならない時間でした。すぐにスチームが出るので便利です。
・値段が安い
これは、本当にメリットです。2万も3万もして、汚れがさっと落ちなければ泣きます。
・乾きが早い
モップで挫折した原因は、絞りが甘く、そのため乾きが遅いこと。しかし、このスチームクリーナで床を拭いてみたところ、乾きが早くて助かりました。これなら、使えます。
我が家の台所の今後とまとめ
これだけ、汚れが落ちないやら、セットが面倒やら、言いたい放題言っていますが、では買わなければよかったかというと、そうではありません。
汚れが「魔法のように」落ちないのは承知の上、セットがいちいち面倒というのも承知の上で購入しているからです。何度も「汚れが落ちない」と言っていますが、普通の、さっきついたような汚れなら落ちるでしょう。
私の求めるレベルが高すぎたのだと思います。
懸案の台所の床は、このスチームクリーナで何度も拭いていく予定です。いつかきれいになってくれるんじゃないかな。
想定外だったのは鳥さんのいる空間でつかえないこと。そうなれば、コードをさして、ホースセットしてという手間の上に、鳥さんを避難させるという手間が加わり、そこがちょっと腰が重くなるなあと感じます。
この記事では、汚れを魔法のように落とす道具を探し求めている私が、アイリスオーヤマのスチームクリーナを購入し、使用感をレポしました。
魔法のように汚れは落ちませんでしたが、普段の掃除にスチームクリーナーを使っていこうと考えています。
我が家の台所の床がピカピカになることを目指して。