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私らしくないことをしてみよう。初競馬〜イギリス、ロイヤルアスコット

ロイヤルアスコットへ

友達夫婦とロイヤルアスコットへ行ってきました。王族、貴族、紳士淑女が行く由緒正しい競馬です。

もともとは、友達と「ドレスアップしてどこかへいきたいねー」とおしゃべりしていたことから始まりました。

そうしたら、友達が「映画マイフェアレディでオードリーヘップバーンがロイヤルアスコットに行くシーンが好きで、憧れてたのよーーー」と。

友達、カリフォルニア在住なんですが、旅行の予定を変更して、ロイヤルアスコットに合わせてイギリスへ来ることに。笑

ロイヤルアスコットのドレス選び

「ドレスアップしたい」というのが第一の目的だったのですが、ドレスコードは、「肩、膝を出さない(露出不可)」「帽子をかぶる」「(太くない)ハイヒール」「サンダルはダメ」・・・。

クイーンやプリンセスなどの服を見ても、けっこう保守的。地味。

もっと、イブニングドレスみたいなのでめいっぱいおしゃれしたかったのに。笑

TPOを考え、悩みに悩んだすえ、結局、普段も着れそうなワンピースにしました。

帽子だけは、普段は使えない特別なもの。

Amazonで買ったけど。爆

シュタイナー教師ふたり

紳士淑女のお遊び・・・のはずが

ロイヤルアスコットで、紳士淑女の競馬。普段着では入れてもらえない。私みたいな平民が行ってもいいのか? と、地味に生きているシュタイナー教師としてはドキドキします。笑

大体ロイヤルアスコットに電車で行くってどうよ?

ロイヤルアスコットのウェブサイトには、電車での行き方も乗っているけど、自家用飛行機での行き方も乗ってる。車で行く人たちだって、きっと、おつきの運転手がいるような高級車? 私の古いアウディを自分で運転していくんじゃあねえ・・・。

何にせよ一番便利なのが電車なので、電車で行くことにしました。

電車で行く人なんて誰もいないんじゃないかと思ったら、普段ガラガラの電車が満員。中に入るとドレスアップした人たちでいっぱい。ワインボトル持ってワイングラスで飲んでる。朝11時。

酔っ払い電車は、喋る声も大きく、うるさい・・・。

ロイヤルアスコットの中でも、一番安い「村人」用チケットがあります。村人たちは、飲み物、食べ物持ち込み可でピクニックOK。そんなピクニック準備万端の村人たちの宴会場になっているのでした。


クイーン・アン・エンクロージャー

ロイヤルアスコットに到着し、クイーンアンエンクロージャーの入り口へ。村人と違い、飲み物や食べ物の持ち込みは不可。中はたくさんのレストランと、ドレスアップした人たちでいっぱい。

何を着ていくかものすごく悩んだのに、みんな思い思いの格好をしてる。ドレスコードに合わないひともたくさん。仮装大会か?と思うような人も。

まあ、あんなに悩む必要はなかったということです。

これは露出しすぎ。ドレスコード違反に違いない。

紳士淑女の集まりだと思っていたけど、所詮はお金を出せば買えるチケットです。結局、庶民の集まりで、普通のおじさん、おばさんが今日のためにドレスアップしてきましたーーーって感じ。(私も含め、笑)

「あの人たち、普段はジャージとか着てる庶民だよねーー」って他人事のように友達とおしゃべり。

普段、おしゃれしなれない、ハイヒールも履き慣れない人たち。駅までの帰り道は、ビーサンを売る人が何人も。履き慣れないハイヒールで足痛くなるからねえ。

気がつくと、すでに服を着替えて普段着になっている人も。頭には、派手な帽子、服はカジュアル。あ、GAPのタグが見えてる。・・・とか。笑

やっぱり庶民だ。笑

クイーンアンエンクロージャーの上のランクは、招待された人だけ。女王をはじめ王族、貴族たちの場所。私は庶民なのでそこには入れませんが、そこにいけば、本当に高貴なふるまいの方々がいらっしゃるのでしょう。

初競馬のビギナーズラック

競馬のシステムとかさっぱりわからなかったのですが、お友達のご主人が結構詳しくて、簡単に説明してくれました。

うまれて初めての馬券購入

で、彼の勧めで買った2.5ポンドの馬券。1着になって104ポンドに。

勝ったよーん
わーい

ビギナーズラック。笑
楽しめるって素敵。


自分らしくないことをしてみよう

今まで競馬なんて一度も行きたいと思ったことない私。ギャンブルに興味はないし、高貴なひとたちが集まるところなんてとても私には・・・って思ってました。

でも、そんな枠を超えて、何でもやってみよう。何でも経験してみよう。自分らしくないことをやってみよう。

そう思って、ロイヤルアスコットへ行ったんです。

だって、行ってみないとわからないでしょ。

行ってみたら・・・高貴な人たちの集まりと思ってたけど、私みたいな庶民でも全然OKだった。笑

しょせん競馬ですからね。肩肘張ったフォーマルな場所ではない。気楽に楽しめた。「私なんて場違い」なんて思ってたのは、私の思い込みでした。

楽しんだけど、のめりこむほど夢中になるようなものではないこともわかった。

一生に一回で十分かもしれない。笑

何でも経験してみないとわからない。
経験してみると、いままでより見える世界が広がる。

いい体験でした。





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かよ|ロンドン在住、楽しく人生をクリエイトするシュタイナー教師&経営者 石川華代
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