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【日本語教師のための英語】今日の日本語レッスンが迷子にならない魔法のフレーズ

日本語レッスンを始める時に、
天気や仕事の話など、少し会話のウォーミングアップをしているうちに、
今日の授業予定が迷子になってしまったことはありませんか?

お元気ですか?今日は忙しかったですか?など、一通りあいさつを終え、本題に入る時に使うと有効なフレーズを紹介します。

What you are going to be able to say at the end of this class is …..
Today you are going to learn how to say…..

英語のコミュニケーションでは、最初に大切なことを言ったり書いたりしますから、今日の学習内容を授業初めにに生徒と共有することによって、
・お互いに学習モードに切り替えることができる。
・学習者には、今日の学習内容や目標が明確になる。
・もし途中で話がそれてしまっても、本論に戻ってきやすくなる。
というメリットが生まれます。

日本語では伝統的に、「起承転結」「序破急」「序論・本論・結論」という構成が良しとされていますので、
大切なことを初めから言わない、書かない、という習慣があります。

それを日本語の授業でやってしまうと、
本題にたどり着くまでに話が逸れてしまったり、
学習者にとっては、今日は何を学習するのかが分かりにくい、という状況が生まれるのです。

もちろん、話が盛り上がったり、会話の中で、復習が必要な事項が見つかって練習したりしていたら授業が終わってしまった、
そんな日があっても、もちろんオッケーだと思います。

でも、せっかく準備した授業計画がもったいないし、
体系立てて授業を進めていくのが、学習者の上達にもつながると思うので、
教師が意識的に、生徒たちを導いていきたいものです。

魔法のフレーズ、他の言語でも、直接法でも応用できます。
ぜひお試しあれ!

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