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Vol.13 不耕起栽培の苦悩。他人の視線が気になる…
不耕起栽培を選んだ1年目。草に埋もれる畑や不安な気持ち、そして次のステップを考える日々を綴ります。
不耕起栽培とは?畑が荒れて見えるけど大丈夫?
不耕起栽培とは、その名の通り、土を耕さない栽培方法です。
土をひっくり返さないことで地中の微生物や自然の循環を守るとされる栽培法ですが、その見た目は…正直、荒れ放題の畑のよう。草が元気に伸び放題で、ぱっと見では「放置されている畑」にしか見えません。
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草がすごくてまるで放置畑のように見える…。
通りかかる人に「これ、本当に畑?」という視線を向けられるたび、「私だって好きで草を放置してるわけじゃないんだ!」と心の中で叫びたくなります。
さつまいも、どこにいるの?草に埋もれる畑
茂りに茂った草の海の中に、植えたさつまいもの苗たち…。
畑を見渡しても、さつまいもがどこにいるのか分からない状況が続いています。
最初のうちは元気に育つ姿を期待していましたが、草が成長するスピードに追いつけず、どんどん不安が募ります。「本当に収穫できるのかな?」という思いが消えないまま、草とさつまいもが競争する毎日が続きます。
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ここからどうなるんだろう?
草マルチ vs 藁。草を抑えるにはどっちがいい?
不耕起栽培の大敵は、とにかく草!
草を抑えるために草マルチと藁を試してみましたが、結果は意外なものになりました。草マルチは草が覆いきれず、かえって草が目立つ感じに…。一方、藁を敷いた場所は、まだ草が生えにくい印象です。
「藁のほうが向いてるのかな?」と試行錯誤を繰り返しながら、次にどう生かすか考えています。
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けど遠目だど変わらない…(笑)
自然農法の先輩たち、どうやってるの!?
草との戦いで頭を抱える中、「自然農法を長年続けている先輩たちって、どうしてるんだろう?」と思うようになりました。
もしかして、毎日草むしりをしているのか?それとももっと効率的な方法があるのか?分からないまま、「私にはこんなに手間をかける時間がない」と現実を突きつけられる日々です。
「先輩たち、本当は何か秘密のテクニックを持ってるんじゃないの!?」と思わず疑ってしまいそうになることも(笑)。
来年は機械耕起も視野に。草の厄介さを痛感
養蜂との兼業では、不耕起栽培の厳しさを痛感しました。
草が伸びすぎると苗が埋もれてしまい、手作業では追いつかない…。一度機械でしっかりと根を切らないと、これ以上の規模では無理だと感じる場面が多くありました。
来年以降は、機械耕起も視野に入れて畑づくりを見直そうと思っています。
一度機械で整えた後、不耕起栽培に戻す形もありかもしれない…。そんな未来を思い描きながら、この畑の可能性を模索しています。
最後に
草に埋もれる不耕起栽培の畑と、養蜂との兼業に向き合った1年目。見た目や草の管理の悩みを乗り越えながら、少しずつ自分のやり方を見つけようと思っています。
「このやり方で本当に大丈夫なのか?」と思いながらも、進んでいくしかない。次は、この畑がどう変わっていくのかお届けします!
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