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Vol.11 苗を植える。畑作業が楽しいと思えた日

6月中旬、ついに迎えた苗植えの日。これまでの過酷な作業を乗り越え、初めて農業の楽しさを実感した瞬間と、苗不足に焦るエピソードをお届けします。


少し遅めのスタート、苗植えの結果はどうなる?

6月中旬。予定より少し遅れた苗植えが、ようやくスタートしました。

草刈りや畝作りに時間がかかり、思った以上に準備に手間取ってしまったため、植え付けの時期としては少しギリギリ。気温が上がり、これから乾燥が進む季節に入る中で、苗がどう育つのか少し不安もありましたが、「やれるだけやってみよう」と気持ちを切り替えました。

6月中旬。畑の準備が整い、ついに苗植えがスタート!


初めての嬉しさ!「農業してるな」と実感した日

苗植えの作業を進めながら、「あれ、なんだか楽しい」とふと思いました。

これまで、耕作放棄地の草刈りや鍬を使った畝作りなど、体力を削られる作業ばかりで、正直言って農業を楽しむ余裕なんてありませんでした。でも、苗を畑に植える作業は、どこか穏やかでリズム感があり、「自分が農業をやってるんだな」と実感できた瞬間でした。

苗植え作業。
過酷な日々の中で初めて農業の楽しさを感じた瞬間!


この日は、畑作業を始めてから初めて「楽しい」と思えた日です。

茅の根が行く手を阻む!穴掘りの苦労

とはいえ、順調なことばかりではありませんでした。

苗を植えるために小さな穴を掘ろうとすると、茅の根が作業を阻んできます。畝の下にしっかり根を張った茅は、スコップで掘ろうとしても簡単には取れず、「また君か!」と何度も叫びたくなるような状況でした。

土中に眠る茅の根。これが作業の最大の敵に…。


それでも少しずつ穴を掘り進めて、なんとか苗を植え付けることができました。

草マルチと藁に期待!効果を信じて挑戦

苗を植えた後、草マルチを使って畑を覆いました。

これは、土壌の乾燥を防ぎつつ、雑草の発生を抑える効果を期待したものです。「どれくらい効果があるんだろう?」と半信半疑の部分もありますが、自然農法の考え方を少しずつ取り入れてみようと思っています。


草マルチと藁を敷き詰めた畑。効果を信じて挑戦!


「信じる者は救われる!」と自分に言い聞かせながら、作業を終えました。

思った以上に土地が広い!苗が全然足りない…

苗植えを進める中で、畑の広さに圧倒されました。

「こんなに土地が広かったんだ…」と改めて気づくと同時に、苗の数が全然足りないことも判明。目測を誤ったことを痛感しました。

ここで一旦作業を中断。苗を追加で手配することにしました。

「終わった…」出遅れたせいで、苗がどこにもない!

しかし、出遅れたことで苗が売り切れ続出…。地元のお店をいくつも回りましたが、どこにも苗がない!

「これはもう詰んだ…」と肩を落としながら帰宅した日の絶望感は、忘れられません。

出遅れたせいで苗がどこにもない…。


伊那まで出張!珍しい苗を少量ゲット

それでも諦めきれず、少し離れた伊那市のグリーンファームへ。ここで、珍しい種類の苗を少量ですが手に入れることができました!

「これで何とかなる!」と安堵しましたが、全体に対してまだまだ数が足りない状況でした。

グリーンファーム、色んなものが沢山あるのでオススメスポットです。
苗はもちろん、中古農機具や🐐さんも販売していて面白いところです。

天下のAmazon!大量の苗をぽちっと!

最終手段は天下のAmazon

探してみると、なんと大量の苗が販売されているではありませんか!即ポチリ、注文を確定。「あとはこれが届けば大丈夫!」と胸を撫で下ろしました。

そして・・・。また植える日々。

大量の苗がAmazonから届き、そこからはひたすら植える日々が続きました。

届いた箱を開けてみると、思った以上に元気な苗たちがぎっしり。「これは全部植え切れるんだろうか…」と少し圧倒されながらも、気合を入れて作業開始。

植えて、また植えて、そしてまた植えて…。広い畑に少しずつ緑が増えていくのを見て、「終わりは見えないけど、きっとこれが形になる」と信じながら作業を進めました。

Amazonから届いた大量の苗を
ひたすら植える日々が続きました。


最後に

6月中旬、ついに迎えた苗植えの日。畑作業を始めてから初めて「楽しい」と思えた瞬間と、苗不足に焦るエピソードが入り混じった忘れられない日になりました。

これから苗がしっかり根付いて、畑がどう変わっていくのか楽しみです。次回の報告もどうぞお楽しみに!


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かよばぁの孫日記(そろそろ中年)
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