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私と料理。〜涙のとんかつ〜

どうも。KAYOです。

前回「私と料理。」というタイトルで記事を書きましたが

今回は前回の予告通り「旦那が褒めてくれた料理で一番忘れられないもの」についてお話しします。

旦那が褒めてくれた料理は数多くありますが…
一番忘れられないもの…それは…

とんかつです。

結婚してまもなく一年になる…という頃のお話です。

それまでいろいろと料理はしていましたが
私は唯一「揚げ物」には着手していなかったのです。

【理由】
・下ごしらえが大変
・油片付けるのが大変
・上記二つがあるので仕事が休みの日じゃないとできない

基本私はめんどくさがりなので(笑)
結婚した当初はなかなか手の込んだ料理は作っていませんでした。
今は作れるようになりましたが魚の煮付けとかも
「難しそう」という先入観から敬遠していました。

そんな私がある日急に思い立ち
「今日の晩ご飯はとんかつにする!!」とキッチンに向かったのです。
一体何が私をそうさせたかというと…

中学時代の同級生で某有名なお笑い芸人さんと結婚した子がいるんです。
(誰かは断言しません。ご了承ください)
ある日テレビを観ていたらその芸人さんがトークの中で

司会者「奥様は揚げ物とか作ってくださるんですか??」
芸人さん「はい…とんかつとか唐揚げとかよく作ってくれます…」

彼女自身もメディアに出るお仕事をしているので公式のSNSとかあるんですけど
その発言が気になって彼女のSNSを覗いてみたら…

おしゃれな食器!!
品数多い!!
栄養のバランス良さそう!!

私の闘争心に火が着いた瞬間でした(笑)

かつての同級生が…こんなにオシャレな食事を作っている…
しかも中学時代…彼女とは調理実習の班が同じになったことがあって
彼女がまともに包丁を使えない現場を目撃していたので
尚更ズドーンとくるものがありました(単純)

そんな単純な理由で私は重い腰を上げてとんかつを作ることにしたのです。
なぜ数ある揚げ物の中でもとんかつを選んだかというと
実家にいた頃に何度も作ったことがあって手順をしっかり覚えていたのが
揚げ物の中ではとんかつだけだったからです。

この闘争心剥き出しで作ったとんかつが
後に感動の結末を迎えることになるとは…

まずは材料と道具を揃えに買い物へ。
我が家にはそれまで揚げ物用の鍋など揚げ物に必要な調理器具がなかったので
鍋だけでなくバット、菜箸、油処理用の粉など一式揃えました。
(そもそもこの段階がもうめんどくさくてそれまで敬遠していたというのもあり…
しかしやる気に火が着くと止められないのが私。そんなめんどくささはなくなっておりました・笑)

大学入学前に作って以来のとんかつ…もとい揚げ物…
かつての記憶と勘を頼りに作っていきます。
千切りキャベツも忘れずに切って…

できた!!どーん!!

当時の写真探したらありました!!
おそらく旦那が撮影したのをもらっていたんだと思います。

食卓に並んだとんかつに目を輝かせる旦那。

そして一切れを箸に取り口に運ぶ…

すると…

「おいしい…」

なんと…旦那氏…
泣いているではないか…

まさかの展開に「え!?なんで!?なんで泣きよん!?」と
動揺を隠せなかったのは私でした(笑)

旦那は家でとんかつを食べたのが中学生の時以来だったそうです。
とんかつ自体はそれまでも食べたことはありましたが
ファミレスや定食屋さんなどのお店のものではなく
「家族が作ったとんかつを家で食べる」ことが中学生の時以来だっだそうです。

旦那にはお父さんがいません。
母一人子一人の家庭で育ってきました。
そのお母さんは働きながら旦那を育てていたため多忙を極めていたようで
とんかつも旦那の記憶では中学生の時に作ったのが最後だったようです。

前回の記事でも書きましたが
私は結婚するまで料理に関して「料理はして当たり前。褒められるようなことではない」という認識でした。
それが泣くほど喜んでもらえることになるとは…
闘争心から作ったとんかつなのに…そこはちょっと反省しました。

誰かと競うのではなく大切な人のために料理を作り
それを「おいしいね」と共有すること…
これって本当に幸せなことなんですよね。

仕事で疲れていたり…のレベルが度を超していたり
外出したり勤務のタイミングで一緒に食べられない日を除いてはがんばって作りますので
これからも「おいしいね」っていっぱい聞きたいです。
私、がんばる!!

しかしながら…現在私がダイエット中のため
ここ半年以上揚げ物は自粛させていただいております…ごめんよ旦那氏。
目標体重クリアしたらまたとんかつ作るね♡

最後に初めてとんかつを出した日の旦那のブログを載せておきます。

今回も最後まで読んでくださってありがとうございます。

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