東南アジアの風景 (27) タイ|チャチュンサオのピンクの巨大ガネーシャ
タイのお寺には仏教寺院でもヒンドゥーの神様がたくさん祀られています。今やすっかり有名になったピンクのガネーシャ。バンコクから日帰りツアーもたくさん出ていました。
お寺の名前はワット・サマーン・ラッタナーラーム。バンコクから車で約1時間半。チャチュンサオ県にあります。
お店が並ぶ参道を抜けるとたくさんの神様が迎えてくれる大きなお寺。
中でも特に人が集まっているのが綺麗なピンク色のガネーシャ。この神様が人気なのはそのユニークな外観だけではなく、お願い事が通常の3倍の早さで叶うというご利益の高さ。
最速でお願いを聞いてもらう為にはガネーシャに直接ではなく、お供のネズミ像の耳元で囁かなくてはなりません。もう片方の耳は手でふさいでおかないと聞き流されてしまうそうです。2つあるネズミ像には順番待ちの長蛇の列。特に金運に強いそう。暑い中じっと並ぶのも耐えなければね。
台座にもガネーシャ様たち。ガネーシャが何故象の頭なのかという神話はなかなかエグいのでご興味のある方は調べてみてください。
ガネーシャの他にも沢山のモニュメントがあります。川に浮かぶ蓮の花。極楽浄土を現わしていて生きているうちに天国にいる気分になれる。(?)
水害から町を守るドラゴン像。
中華寺院もあります。
まさに神様のテーマパーク。タイに何年か住んでいるとそれぞれが何の神様かという知識が自然に身についてしまう。
新鮮な野菜や果物のマーケットも。安い!
タイではお寺への参拝は人々の日常生活の一部。家族全員で一日楽しめる工夫がなされてるのです。