アジア食日記(41)タイ|南部料理のマッサマンカレーは世界一?
2015年、アメリカの CNNgo が世界の美味しい料理50選という記事の中で、タイのマッサマンカレーが第一位に選ばれたと発表。
そのニュースに一番驚いたのはタイの人たち。
彼らの反応は「何故???」
私もちょっと意外過ぎて何かの冗談かと思ってしまった。
会社の社員達にも意見を聞いてみたら「タイにはもっとおいしいものがあるのに。。。」と不満そうであった。
まぁこれはアメリカでのランキングであり、彼らが旅行に出かけるのは主に南部の島、プーケットやランタなのでマッサマンを食べる機会が多いからなのかもしれません。
では、その世界一のマッサマンとは何か。
鶏肉とジャガイモが入ったココナッツミルクカレーで、激辛の南部料理の中では珍しくそれほど辛くない。
カルダモンやシナモンが入っていて他のタイカレーとは異なる味わい。
タイ南部はイスラム教徒の人たちが多いので、豚肉は使わず、鶏またはエビなどの魚介類を使用。
ジャガイモが入っている点、日本のカレーに近いかも。
私もプーケットやクラビなど南部へ行くとマッサマンカレーの食べ比べをしていました。
南にいくと、高級レストランでも、食堂でも、屋台でも食べられます。
マッサマンを食べているとあぁ、南に来ているんだなと実感できます。
ナイトマーケットでお店の人に薦められたマッサマンは見た目に反してめちゃくちゃ美味しかった。ご飯をお代わりしてしまいました。
バンコクでは南部料理のレストランに行くと食べられます。
こちらはバンコクのお気に入り南部料理レストラン。素敵な一軒家です。
世界一の料理(?)をぜひご堪能ください。
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