東南アジアの風景 (248) カンボジア|シェムリアップで犬猫保護活動
2016年7月。カンボジアのシェムリアップへ。
メインの目的は、この地に居住して犬猫の保護活動をしている元同僚に会いに行くこと。
ベルギー出身の彼女が会社を辞めてカンボジアに行くと聞いたときは、ずいぶん思い切ったことを。。。と思いました。
その後、自分もバンコクに赴任して隣国にして住むことになり、なるべく早く彼女に会いに行こうと考えていました。
しかし、実現したのは2016年。赴任してから5年もたっていました。
パゴダ・キャッツはシェムリアップの野良猫(犬も)達をお寺の中で保護している慈善団体です。
元同僚の Josette はこの団体の創設者として活躍しています。
滞在中、彼女に同行してお手伝いさせてもらいました。
一緒にトゥクトゥクに乗って活動場所のお寺まで出かけます。
お寺の境内に入ると、たくさんのニャンコ達が彼女の姿を見つけて集まってきた。すごい数。
朝ごはんタイム。
ご飯を食べる様子を見つつ、猫達の健康チェックをします。
お坊さんや近所のボランティアの人もお世話にやってきました。
子猫の歯のチェック。野良猫はたいてい様々な病気を持っているので、必要に応じて薬を塗ったり、飲ませたり。
感染症治療中の猫達は隔離。
午後は、犬猫たちを病院へ連れていきます。
入院して点滴治療中の犬たち。限られた環境、施設の中でもみんな一所懸命生きています。
獣医さんもパゴダ・キャットの患者は無償で診てくれているそうです。
カンボジアでの暮らしは決して楽ではないはずだけど、やりたいことをやっている今は幸せだと彼女は言っていた。うん、かっこいいなぁ。
この活動は世界中の賛同者の寄付によって支えられています。
(2016年撮影)
#旅のフォトアルバム