東南アジアの風景 (126) タイ|アバイブーベ医療研究所でタイハーブ三昧
アバイブーベと言えばタイハーブを使ったオーガニック製品、シャンプー、石鹸、そして化粧品が有名。安価なため私も日常的に愛用し、お土産にも重宝しています。
2018年8月。製造元であるアバイブーベ医療研究所はタイハーブ研究の総本山と言われている由緒正しき場所。そちらの博物館を訪問する機会に恵まれました。
場所はバンコクから車で約3時間のプラチンブリ―県。
ハーブ研究所(博物館)はチャオプラヤ・アバイブーベ病院の中にあります。病院の方はごく普通。ただし、博物館は違います。
なんと麗しい洋館。1909年に建てられた元迎賓館とのこと。西洋建築を愛した王様ラーマ5世の時代に盛んに建てられたもののひとつです。アバイブーベのプロダクツのロゴマークにもなっています。実在したんですね。
この建物が現在はハーブ研究所と博物館として一般公開されています。観光スポットとしても価値がある。
館内に入るとこれはまた素晴らしい。整然と並べられたハーブの数々。重厚なチーク材の薬棚がタイハーブ2500年の歴史と伝統を物語を伝えています。
ハーブだけではありません。身体にいいとされるあらゆるモノも。結構エグい。飲んだ後にこの瓶をみたら卒倒しそう。
ここでは展示だけではなく、実際にハーブを販売しています。薬剤師が相談応じて自分にあった調合をしてくれる。近くにあれば通いたいな。
煎じ薬としてよく利用されるハーブ達を見せていただきました。効きそうです。
この建物をお造りになったラーマ5世とその時代の展示。
博物館の隣のメディカルセンターではタイマッサージが受けられます。ちゃんとドクターの問診があり、血圧を測ります。凄く効きましたー!マッサージは大変人気があり事前予約必須です。
ハイソな方々向けには別棟にスパもありました。こちらの高級感はハンパなく、見るからにお金持ち、というマダム達が続々訪れています。
そしてもうひとつのお楽しみはオーガニックレストランでの食事。ハーブたっぷりの薬膳料理です。写真は最近美容食として話題のライスベリー(赤米)のカオパット(チャーハン)。ナッツやとうもろこし入りですごく美味しい。
南瓜と冬瓜のスープ。夏と冬のコンビネーション。きつい冷房で冷えた身体が芯から温まる感じ。
最後はショップでお買い物。楽しきタイハーブ三昧の一日でした。
(2018年撮影)
#旅のフォトアルバム
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