東南アジアの風景 (134) タイ|パタヤ|未完の真実の聖域博物館
バンコクからパタヤに行く途中にあるユニークな建造物サンクチュアリ・オブ・トゥルース。金属の釘を一切使わない建築様式で作られている芸術作品で、1981年に着工して今(2022年)も完成してはおらず、制作活動が続けられています。
外側にも内部にもお釈迦様の教えを説く彫刻がびっしり。
仏教だけでなくヒンドゥーの神様も。肉感的な神様の彫刻はインドの遺跡のようですが、これが石ではなく木製というところが大きな違い。
お寺ではないのでライトアップもカラフル。天井はモスクのよう。すべての信仰心の尊さを現わしているとのことなのでそれもありです。
個人の所有ということで入場料は高めですが、訪れる価値は高いと思いました。数年後再訪すれば更に完成に近づいているでしょうか。
未完の芸術作品、ということで東洋のガウディなんて言われ方もしていますがそれはどうかな。共通点は未完ということだけです。
パタヤビーチでシーフード三昧の後は現代芸術に触れるのまた良き哉。
(2018年撮影)
#旅のフォトアルバム
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