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バンコクからの旅日記 (29) インド|アンベール城は内部もすごかった

2018年12月のインド。ジャイプールの世界遺産アンベール城。歩いて登ってようやく入城。お城の大きさはよくわかったので内装はそれほど期待していなかったのでありますが、それは大きな間違い。16世紀のマハラジャはハンパないお金持ちなのでした。

ムスリムとヒンドゥー芸術の融合。柱も壁もびっしり精巧なレリーフで飾られています。

世界一美しい門と言われているそうです。納得。
カラフルで可愛い模様の壁

大理石の浮き彫り。固い大理石に彫刻を掘るのはとても難しいそうです。スバラシイ。

ガラスの彫刻でびっしり覆われた壁と天井。貴族の謁見の間として使われていた部屋。目がまわりそう。キラキラしています。電気のなかった当時、ロウソクの明りでも部屋の中が明るくなるように造られているのだそう。さぞや幻想的な様子だったでしょうね。

ひとつひとつの模様を見ていると何時間あっても足りません。

この広間は「鏡の間」と言われているらしい。鏡の間はベルサイユ宮殿にもありますが、本当に壁が全部鏡。しかし、こちらはガラス装飾は比類なきすごさであるけれど、鏡はないのでは?と呟いたら、ガイド氏が「ここにありますよ。」と教えてくれた。確かに。ありますね。小さいけど。😆

なんとなくヨーロッパを思わせる幾何学模様の中庭。

アンベール城の裏手には、ジャイガー・フォートと呼ばれる砦があります。
かつては見張り台の役割も果たしていた施設で、アンベール城と特別な通路で繋がっています。もう一日あったら行きたかったな。さらなる登り坂はきつそうだけどね。
(2018年撮影)

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