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リタイア人の徘徊日記 (156) 愛知|国宝犬山城の上からと下からの絶景

2023年11月の愛知県犬山市。憧れの犬山城を見るためにやってきました。曇り空の前日と違ってこの日は朝からクリアな晴天。朝起きてお城の雄姿を見た途端、血が騒いできました。

お城のすぐ下にある三光稲荷神社。
ハート型の縁結び絵馬で有名な神社だそうです。

宿は木曽川のほとりにあるので、お城へ向けてわりと急な上り坂を進みます。ゼーゼー。神社の境内を通って城門へ行くことができます。お稲荷さんの赤い鳥居に迎えられてずんずん上る。

ゼーゼー
ゼーゼー

年季の入った石垣が見えてきました。あと少し。

やったー。入り口に到着。

おおー、なんとカッコいい天守閣。
入り口から中にはいるとすぐにみられる建立当時の石垣と大きな梁。

城内見学のお約束、急な階段の連続。年寄りのお城見学はまず体力のあるうちにてっぺんまで行き、それから階下の展示をゆっくり見学するのがおすすめ。

お城見学は若いうちに行きましょう。

最上階につきました。犬山城の大きな特徴、それは360度の望楼があること。現存する天守閣では高知城とここだけだそうです。
外に出てみると、まぁ、なんという絶景。木曽川と城下町が輝いています。

ぐるっと一周。しかし、この望楼は欄干の高さがわずか60センチ。床は少し外向きに傾いていてめちゃくちゃコワい。高所恐怖症の自分には非常に厳しい。壁際にピッタリくっついてカニ歩き。背中のゾワゾワが止まりません。それでも来る価値は大。感動的でした。

さて、下りながら城内の展示を見学します。

歴代の城主。このお城、2004年まで成瀬家の末裔である個人の所有だったとのこと。(現在は犬山市の所有)個人でお城を所有するってすごい財力。
犬山城は日本に5つしかない国宝の天守のひとつです。
後の4つの国宝城も紹介されています。同じ展示を松江城でもみました。ずっと大切に遺してほしい。

他のお城と比べても展示は充実していました。

地上にもどり、今度は川に向かって下っていきます。

ここから木曽川クルーズに乗船します。

小さな船ですが、定期運航していて予約も不要でした。(ハイシーズンは異なると思います)
このクルーズの醍醐味は川から眺める犬山城。難攻不落だった城の構造がよくわかります。
ガイドさんが乗船してくれます。この方の説明が秀逸。わかりやすく、面白くお城と城下町の昔と今を語ってくれました。
下から見る犬山城もいいなぁ
木曽川の景観もなかなか。町の真ん中とは思えません。
鵜飼いの船。もうシーズンは終わっていますがトレーニング中とのこと。ガイドさんによる木曽川の愛知県、長良川の岐阜県のライバル関係の話も面白かった。

日本最古の天守閣、世界遺産で国宝の犬山城。堪能しました。
(2023年撮影)

#旅のフォトアルバム

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