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レモネードの原則を使うと、つらいことにワクワクしてしまったりする、という話

ビジネススクール発・エフェクチュエ―ション実践サロン「スナックレモネード」お手紙係り、谷口です。

レモネードの原則

「スナックレモネード」は、エフェクチュエ―ションの5原則の一つ、「レモネードの原則」から頂きました。5つの原則は下記のサイトをどうぞ!
分かりやすいです。

エフェクチュエーション5つの原則 - 起業家を成功に導く「エフェクチュエーション」とは何か(前編)

ちなみに、エフェクチュエ―ションをグラレコもあります!こちらもわかりやすいです!

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5つの原則のうち、「レモネードの原則」だけピックアップします。

海外には、「粗悪なレモンがあったらレモネードにしてしまおう(When life gives you lemons, make lemonade)」ということわざがあるらしく、そこからきている原則です。

予測不可能な要因による損失をむしろプラクティスの機会と捉え、偶発的な負の出来事もチャンスと考える。そして不確実性・偶然性を、逆にテコにして活用してしまう。たとえば、亀田製菓の「柿の種」は、当初は小判型のせんべいだったが、型抜きを間違えて三日月型で作ってしまったそうだ。しかし納期が迫っていたため、それを出荷したところ、「面白い形で食べやすい」と評判になり、ヒット商品になってしまった。このように一見すると失敗に思えても、発想の転換やポジティブシンキングで難局を乗り切れることもあるのだ。
引用:エフェクチュエーション5つの原則 - 起業家を成功に導く「エフェクチュエーション」とは何か(前編)

まあ、いわゆる、リフレーミングです。柔軟性とかしなかやで、レジリエンス、そのあたりもキーワードでしょうか。

レモネードの原則を日常で使うと、日常がゲームになる。

このレモネードの原則を腹落ちさせ、日常生活を眺めてみると、予期せぬ事態が来たら、ちょっと楽しくなります。

毎日起こる、イライラやプンプン、理不尽に感じるようなことが起きても、「あ、これ?レモンだ。」とまずは考え、「ぬ?ではどうやればレモネードにできる?」と考えるわけです。

そうやって考えて行動すると、今、目の前で起きていることが、急に愛おしくなったりします。

もちろんコトによります。

私の場合は、子供の些細なケンカや失敗は笑って過ごせることが多くなりました。ケンカをしたら、ケンカをしない仕組みを考えたりすればいいわけです。

まあ、少なくとも、怒り狂いながら対処するよりは冷静な対応ができますので、ひどくなりすぎることは少ないです。

育児家事、仕事、学業をやっていると、つらいのがデフォルトですが、嘆いても仕方ないので、レモネードの原則で楽しみます。

私は一昨日、今期一番時間がかかった授業の課題をようやく出しました。
出しても出しても差し戻される…割と負荷の高いレポートでした。

実は、この授業、同じ専門職大学院とはいえ、経営学ではなく、会計大学院側の授業で、卒業単位にも加算されない…そんな授業でしたので、途中でやめても良かったんですけどなんとか完走できました。

とにかく時間がとられたし、多分辛かったけど、レモネードの原則で、実は、気分だけは、なんと「楽しく」過ごしていました。

具体的に言うと、この辛さは、自分を成長させるステップだというように考えましたし、秋から始まる課題研究の礎になるのだから、と思い込み(思い込むことが大事)乗り越えた感じです。

いや、もちろん、つらいのはつらいんですよ。

なんといっても今は子供の夏休み期間でして、一年間でもっとも忙しい時期でもありますし、物理的に時間が取れず眠れなかったりもいたしますし。

エフェ活(エフェクチュエ―ションの思考様式を日常生活に活用すること・ただ今決定)をしていると、こういう辛めのことがくると、「これ、レモンだ」と思えるようになり、なぜかルンルンと楽し気に乗り越えることができるようになります。

最後までお読みくださってありがとうございます!

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