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社会作業療法士協会の立ち上げをお手伝いしました
こんにちは!株式会社スナックレモネード代表のたにせんです。
昨年は、起業1年目ながら多くのお仕事をいただきました。その中のひとつが「社会作業療法士協会」の立ち上げをお手伝いするというもの。この協会は、MBA同期が理事を務めている団体です。作業療法士が病院だけでなく、地域や学校、さらには企業など、さまざまな場で活躍するためのプラットフォームを提供するという目的を持って創設されるとのことでした。
最初にお話をいただいたときは、正直あまり乗り気ではありませんでした。「頑張ればできそうだけど、もっと気軽に楽しみながらできる仕事をしたい」という気持ちがあったからです。エフェ的にいうと、私の許容可能な損失を超えそうなお仕事内容だったのです。けれど、お話を聞いているうちに、私がやりたいとかやりたくないとか決める次元のお話ではない。やる!!!やる!!と考えが変わりました。作業療法士の仕事を知るうちに、「これはエフェクチュエーションにとても近い!」と感じたからです。
作業療法とエフェクチュエーション
作業療法は、身体や心に障害を抱える人々が、その人らしい生活を送れるように支援するリハビリテーションの一つです。英語では「Occupational Therapy(OT)」と呼ばれ、日常生活の動作や仕事、趣味などの活動を通じて心身の回復を促します。
作業療法の具体的な役割
身体的なサポート: 事故や病気で体の動きが制限された方が再び日常生活を送れるように支援します。
精神的なサポート: 認知症やうつ病など、心の健康に課題を抱える方が安心して社会参加できるようにサポートします。
社会復帰支援: 学校や職場などに戻れるよう、スキルや自信を取り戻すトレーニングを行います。
リハビリテーションは、残っている機能を最大限に活かし、できることから始めるアプローチです。これはエフェクチュアルな考え方そのものですが、中でも作業療法士は、認知のゆがみを修正し行動を促す役割を担っていると聞きました。これはまさに「ラーニングエフェ」と同じようなものです。ただ、作業療法士の多くはエフェクチュエーションについて知らないのが現状です。そこで私が参画することで、新しい視点を提供できるのではと考えました。
「小学生にもエフェを」の実現へ
もうひとつ私が目指しているのは、「小学生にもエフェを」ということ。この協会では学校へのアプローチも視野に入れています。
実際に、飛騨市では学校に作業療法士(OT)を配置する先進的な取り組みが行われています。「組織のネコ」を率いるがくちょと飛騨市長さんがコラボしたプロジェクトで、不可能ではないことが示されています。
エフェの考え方が取り入れられれば、さらに可能性が広がるのではないかと期待しています。
最後に
これからもエフェクチュエーションの考え方を活かして、さまざまな分野に新しい風を吹き込んでいきたいと思います。挑戦しながら学び、つながりを広げるエフェの力を信じて、次の一歩を踏み出していきます!