エリオット波動観測 25.01.13 ドル円
本日のサマリー
長期カウント、中期カウントに大きな変更点はありません。
短期では、狙い目のトレードポイントが出ましたので、後半で解説していきます。
長期カウント1D
現時点でのドル円相場のエリオットカウントを更新します。大きな目線では、161.95から下落トレンドがスタートし、139.58で下落のA波が完成し、B波(紫)の上昇が終了したのではないかと考えています。
158.75付近まで上昇してからの下落を想定していました。
実際には、158.87まで上昇してから1円近くの急落となりました。このストーリーについては、昨年から想定していたものです。
本当にエリオット波動は、長年使ってきた自分が言うのも変なんですが、オカルト的な要素があるんじゃないかと思うくらい相場を予測してくることがありますね。
A波の終点を底値にせずに、141.75としている理由としては、その後の下落が明確な3波構成になっているので、B波を拡大型フラットと仮定した関係です。
そして、このB波の拡大型フラットについて内部構成波動のA波に対してC波が2.618倍と想定すると、B波終点は、158.76ということになります。
今回の雇用統計で少し超えましたが、ほぼ想定通りの位置での反転をしたことになります。
前回までの記事はこちらです。
✅ドル円エリオットカウント2025.01.11
✅ドル円エリオットカウント2025.01.10
✅ドル円エリオットカウント2025.01.09
✅ドル円エリオットカウント2025.01.08
✅ドル円エリオットカウント2025.01.07
中期カウント4H
それでは、ここで少し中期的なところも確認していきましょう。
日足のところで出てきた大きなB波(紫)が完成したと考えています。
この大きなB波については、拡大型フラット(青色)と見ています。
フラットのC波の内部構成波動については、緑色で表示しています。
フラットの内部構成波動は、335ですので、C波は5波動ということになりますね。
短期カウント
それでは次に、1時間足で副次構成波を見ていきます。
このチャートは、大きな波形のB波の終点(紫)であり、同時にその内部構成波動であるC波の終点(青色)であり、更にその内部構成波動の第5波終点(緑色)でもあります。
また、緑色の第5波についても、更に内部構成波動が5波構成となります(橙色)
今後の戦略
今後の戦略としては、大きな目線で下目線となりますので、一旦の下落を見てから、その戻り目を売りに行く姿勢で、ターゲットの絞り込みをしていく必要あります。
現時点で、158.75のショートポジションを持っていますが、これとは別で更にショートのタイミングを見ていくことになります。
本日のトレード戦略と解説
それでは、ここで本日かなり狙い目となるトレードポイントが出ましたので解説をしていきます。
ショートを狙うならココというリスクリワードの高いターゲットポイントをチャート画像を使ってい丁寧に解説をしていきます。
▶相場状況が変わりましたので、購入はお控えください。
何度も解説はさせてもらっていますが、「上か下か?」ではありません。下を狙うなら「このポイント」、上を狙うなら「このポイント」というのがあります。今回は下を狙うポイントについて解説をします。
少し見づらいかもしれませんが、緑のラインが想定した値動きです。
こうなるという話ではなく、このような緑の値動きをしたら、この終点を狙って売るという戦略になります。
では、どこで売るべきか?
エリオット波動的には、雇用統計の大きな下落の157.22を第1波と仮定します。そしてその後の上昇が修正波動の第2波ということになります。
この仮定から2つの方法でターゲットを仮定します。
1つ目が、こちらです。
第2波の戻しは、第1波のフィボナッチリトレースメントの61.8%、78.6%、50%になる可能性が統計的に多いとされています。
よって、61.8%を中心に考えていきます。
2つ目の理由がこちらです
第2波が修正波動のうち「ジグザグ」波形になることが多いです。
そしてこの「ジグザグ」は、A波、B波、C波と進みます。
そして、これも統計上「A波の値幅は、C波の値幅と同じ」になることが多いのです。これをフィボナッチエクスパンションで測定すると、158.42というのが、ターゲットになります。
ではこの2つを合わせてみましょう。
左側のフィボナッチリトレースメントの78.6%が158.51にあります。
そして右側のフィボナッチエクスパンションの100%が158.42にあります。
よって、この158.42から158.51のゾーンで下落反転の可能性が統計上高いということが言えます。
では、これを背景にどのような戦略を立てるべきか?
エントリーポイントは、158.35です。
ストップは、158.60です。
想定損失は、少し広めの25pipsとなります。
利確は、4つに分割です。
158.13、157.80、156.78、155.77の付近で分割をしていきます。
リスクリワードと反転の優位性としては、まぁまぁいい感じではないでしょうか?
理想としては、ターゲットゾーンが25pipsも開かない方が理想ではあるのですが、チャレンジするには優位性はあると考えています。
それでは、今週も皆様に相場の女神の祝福がありますように。
(相場判断は、必ず自己の責任をもって行ってくださいね。)
この記事が皆様に少しでも役に立てましたら、「フォロー」、「スキ」、「チップ」等で応援いただけるとありがたく思います。
★★★おススメの厳選記事はこちら★★★
「押し目買い」を極めることで、安定したトレードが可能になることはご存知でしょうか?この記事では、その基本的な概念から、フィボナッチ比率を活用した高度なトレード戦略までを詳しく解説します。多くのトレーダーが陥りがちな失敗の原因を明らかにし、成功に導くための実践的なアプローチを紹介。上下を当てるのではないという相場の真理に迫ります。
エリオット波動を一から勉強したい方用のサイトマップを作成しました。お好きなところから学習にお役立てください。