エリオット波動分析2025.02.21ドル円

前日の振り返り

それでは、いつもどおり前日の振り返りからやっていきましょう。

158.87からの緩やかな下落については、エリオット波動的な視点で見た時に３つの未来があることを想定しました。これがどうなったのか？

昨日の安値であった149.97を更新し、149.27を付けました。しかし、そこから反転し、再度150円台に戻っています。この状況では、まだ未来の可能性をひとつに絞り込むことはできませんが、３つの未来がどうなるのか？

それでは、本日もエリオット波動のカウントを確認していき、今後のシナリオも想定をしていきたいと思います。

■日足「下落フラットＣ波前半」

大きな目線では、161.95から下落トレンドがスタートし、141.75で下落のＡ波が完成、158.87 でＢ波が完成し、現在はＣ波の下落がスタートしたものと考えています。（更新なし）

では、Ｃ波はどこまで伸びるのか？これは、大きな視野からの視点と内部構成波動からの視点の両方を持つ必要があります。
大きな視点から見ると、161.95からの下落修正波動は、ＡＢＣのフラットになるのではないかと見ています。なぜジグザグじゃないのか？については、Ａ波に対するＢ波の戻しがかなり深い点と、Ａ波、Ｂ波の内部構成波動のカウントの関係です。ただ今の状況では、それはどちらでもいい話です。
何故なら、ジグザグであったとしてもフラットであったとしても、最後のＣ波はどちらも５波構成のインパルスになるからです。
そして、Ａ波とＣ波の値幅が同じだとすると、想定されるＣ波の終点は135.66となります。

■４Ｈ足「上昇修正第２波形成中」

それでは、ここで少し中期的なところも確認していきましょう。
（更新無し）

158.87で大きなＢ波（紫）が完成したと考えています。
この大きなＢ波については、拡大型フラット（青色）と見ています。
そして、158.87から下落のインパルスを想定しています。
150.92までが第１波の下落、そこから第２波の上昇修正が進んでおり、まだその形成中ではないかと見ています。
150.92の安値を更新したことにより、154.79からの下落が第３波であるという可能性も出てきました。
しかし、150.92から拡大型フラットを形成しているかもしれないという可能性も残ります。このあたりは、決め打ちをせずにどちらの可能性もあることを踏まえた立ち回りが必要となりますね。

■１Ｈ足「？？？？」

それでは次に、１時間足で副次構成波を見ていきます。

158.87から149.27まで昨日から更に安値更新しました。
昨日、解説をしたように３つの可能性があります。
それでは、その３つの未来を可能性が上がってきているもの、下がってきているものを解説していきます。
今日も読んでいただく事で、「3pips」以上の安心感を提供いたします。