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夢見る猫

昨年の猫の祭展で、こどもたちにかいてもらった「夢見る猫」の物語、ひとりだけ「2幕につづく」と書いた子がいたんですよ。その続きを載せるのを忘れていました。続きだけ載せてもわかりにくいので,最初から載せていきます。原文は平仮名で書かれていますが,読みやすいように漢字もいれてみました。

※猫の祭展 アーティストの方々が猫に特化した作品を発表する期間限定の展示会のことです。うちの事業所も,子どもたちの作品を展示させていただいてます。


夢見る猫

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第一幕
出会いの序章
ある場所に大長屋がありました。
そこに住んでいる人は,青竹おちゃこという名前の人でした。

ある日 おちゃこさんはお茶の葉が切れたので,京都に買いに行くことにしました。
やっとやっとの思いで、京都に着きました。
橋を抜けて城下町に着きました。
そして、橋を抜けたすぐのところに目的のお茶っ葉屋がありました。

「ごめんください。お茶っ葉を買いにきました」
お茶っ葉屋の店主園田さんは、
「はいはい、お茶っ葉は、なんパックですか?」
おちゃこ「1パックください」
園田「はい,少々おまちどすえ」
「はい、おまちどうさん、お茶っ葉1パック千円どすえ」
おちゃこ「じゃ、ちょうどで」
「まいど、おおきに」

その夜の帰り道、おちゃこは悪い侍に蹴られている猫をみつけました。
侍「オラオラ,この野良猫あっちいけ、しっしっ!」
???にゃーにゃー にゃにゃにゃ
おちゃこ「かわいそうなねこちゃん、おいでおいで。」
にゃーにゃー、俺と契約するにゃー

「えー!」

いきなり契約を求められたおちゃこ
いったい、どうなる

2幕に続く


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第2幕 ゴミの妖怪登場
「えー!どういうこと ねこちゃん」
「俺は,ただの猫じゃない。俺の名前は
猫又のニコ。早く押印しろ」
「うん、わかった」
「えーい、これで契約 完了だ」
すると、契約書から,時計と丸い何かが出てきました。
「これは、エボリューションウォッチと,エボリューションメダル。これで,俺たちは友達だ。
さあ、あの妖怪を倒すぞ!」
ゴミワルド「この世界を,ゴミの世界にしてやるでゴミ!、ゴミパワーが満ち満ちで来るでゴミ!、さあ、悪い侍たち、ゴミを捨てまくるでゴミ!」
侍「おりゃー、おりゃー!」
ニコ「このままだと、江戸がゴミだらけになってしまうぜ。こうなったら,こっちも,エボリューション妖怪を召喚するんだ!」
おちゃこ「でも,やり方しらないですし…」
ニコ「うん?なんだ?」
おちゃこ「あれは,おばあちゃんの形見のノートと,牛乳瓶の蓋」
すると、形見が光り出した。
ニコ「あれは,エボリューション辞典。よし、これでいける。」
辞典「てやんでい!これを使うんだ!」
すると、辞典は,口からメダルを出しました。
「じゃあ、今から説明するぞ。エボリューションメダルをエボリューションウォッチにセットして,こう叫ぶんだ。
『私の友達,出てきて!!』

つづく


*まだ,続くらしい




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若松かやの(カヤノコ&カヤノタミン)
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