支援会議
先生:
「算数は、苦手ですね。割り算の時の話なんですけど、16のブロックを4人で分けるというのをやっていて、ホワイトボードの上で、4つずつに分けたのはいいのですが、それをノートに書いていくときに、説明を聞くよりも、手悪さをしてるんですね。」
……(学校での様子)
……
私:
先程、手悪さということばがでたのですが、
それはブロックをいじっているということですよね。
ひよっとしたら、それを綺麗にならべようとしているのではないですか?
先生:
「そうです。」
私:
それは、並べないと落ち着かないですよ。彼らにとっては、そちらの方が重要ですから。
それを4つずつ同じであると、気づかせるためには、縦につんだほうがいいですね。並べるよりもずれにくいですし、高さの違いがわかりますから。そして、それを崩さないように集中して多分ノートに書きますよ。
先生:
「ちよっと、いいですか?
その時に気づいたことがあるのですが、1人の子は、横に綺麗に並べていて、別の子は縦に綺麗につんでいる、また、他の子は斜めにならべてるんですね。」
おや、先生、いいところに気づいているじゃないですか。
(そうなんですよ。まず、先生が子どもたちの面白さに気づかなくちゃ。4つにわけるのに、いろんな方法があるんですよ。だから、ただ、4つずつにわけるのとは、ちがう。こんなふうに並べてわけたり、こんなふうに積んでみたり。)
先生:
他にもですね、ブロックがたりなくなって、10の束をおはじきにしたら、高さが違ってきて…
(そうそう、その調子、もっと、見つけて!もっと面白がって!)
今日の会議は、すごーく面白かった。
いい先生で良かったねー。
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