瞑想する力を身に付けたこと
久々にnoteを書いてみようと思った。
noteを「女性のココロと身体について」とカテゴライズした当時
「女性ホルモンかな」と、私の中でひらめいた。
実際にそれに関わる治療をしているのもあって
いつかは書きたい内容だけど、ちょっと置いといて
今日は「瞑想」について。
私はかれこれ15年近く前に、ヨガを始めた。
ヨガを始めた当時
「自分が正しい」と信じたことは、テコでも曲げず
他者を自分目線でジャッジしてることが多かった。
当然ながら、相手とぶつかることも多くて
自分を守るために壁を作り、その壁でがっちり自分を守ってる状態。
ヨガを始めたきっかけは、ある人の紹介。
その人は、かなりスピリチュアル的な匂いがした、不思議ちゃん。
私も昔は不思議ちゃんと呼ばれていたぐらい
ほんわりしていたはずなのに、いつの間にかガッチリ壁作ってるわ・・
そんならヨガでもやってみようかな。
そんなちょっとしたことが、きっかけだった。
ヨガで色々なポーズを取ることは面白かった。
軽い運動でもあるしバレエをやってるから
ある程度のポーズは、難なくこなせて
しかも形はまずまず綺麗ですね、と言われる。
でもね、ある時
「これ、なんか違うのかも」と思った。
形を真似て、それが出来てるって言われたいのかな・・と。
バレエのレッスンは、バーレッスンとセンターレッスンがあり
フロアに出て動く時になると大きく、または小さくグループ分けされて
色々な人を見ることができる。
とても上手な人、その反対に、まだまだ練習が必要な人、様々。
そして常に先生から「もっと、もっと」と
自分の限界を超えることを、要求される。
だから上達できるんだけど
ヨガは、上達と言うものを最初に掲げず
まず自分自身に向き合うことを、大切にする。
そんなことを考えるようになった頃
「瞑想」の時間を、先生が取るようになった。
座禅を組んで、中指と親指でわっかを作り
肩の力を抜いて深呼吸をしながら、頭の中を空っぽにする時間。
その時、目から涙がボロボロ出てきた。
泣きたいと思ったわけでもないのに、涙がボロボロ。
自分の意思とは関係なく涙が出たことに
私は猛烈にびっくりした。
だけど、とても清々しかった。
そこから瞑想の時間が面白くなり
自分の変化を心ひそかに、楽しむようになった。
すると今度は、目を閉じて何も見えない状態なのに
懐かしい郷里の景色が浮かんだり
あとは、色が見えるようになった。
綺麗な色が円を描くように、ふわ~と現れるのです。
初めて色が見えた時、悟りの境地なのかと思ったくらい
とても美しく、ずっと見ていたくなった。
だけど不思議なもので「見たい」と思うと、出てこない。
多分副交感神経が優位になり、雑念がはらわれた状態になった時に
出てくるんだと思う。
それから10数年経ち
ヨガを始めた頃と今では、きっと180度考え方が変わったと思う。
現実的に行動も変わったのもあるけど
何よりも、当時と顔つきが違う。(写真を見て分かる)
今まだまだ解決しなきゃなことは多々あるけれど
瞑想する力を身に付けられたのは、強みになってるかな。
潜在意識を使おう、顕在意識ばかりに頼らない、と言われるけど
本来はどちらも自分を守るために、自分自身が
無意識下で、活用している意識だと思う。
それがどちらかに偏ると、キツイ状態になったり
またはふわふわした、不思議ちゃんになったり。
なので、そのことに気づけると、調整可能になると思うんだ。
瞑想する力を身に付けられると
つい、だらだら過ごしたくなる時間も
ちょっとマインドを切り替えてみようかな、と
思って行動するようになります。
明るい日中に行うのもステキだけど
夜、一日の終わりに行う瞑想も、心地良いですよ。
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★バレエ教師兼ダンサーが綴る、踊る心
https://kayanoballet.wordpress.com/
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