(ネタバレ全開)魔翻訳 16章〜22章

細かく感想や記録を付けようと思ったものの、訳し始めたら面白すぎて記録を付けている時間がない!!!!!
誤算だった…。毎章の引きが強すぎて、訳す手が止まらない。ついには無理をして首を痛めてしまったので、横たわりながらこの文章を書いている。

邦訳1巻&アニメ視聴後、伏線や気になったところ

・与君山の歌声は何?
・南風と扶揺は=あの2人だよね。ほぼ確定で書かれてるので伏線というわけでもないけど。
・白衣禍世って…なんか…殿下…じゃない?!?!?!見た目めちゃ似てない…??
・殿下二度目の飛昇のときの大暴れは何があった!?

アニメ見終わった直後は2人がいつ再会するのか気が気じゃなかったけど、1巻見たらすぐさま再会してたしイチャイチャしてたのでニッコニコになりました。ありがてえ。パッと思いつく以外にも色々謎やチラ見せが多いし、何より殿下の三度目飛昇するまでの長い長い物語が気になってしょうがない。こんなにわくわくしながら読書するの、子どもの頃以来かもしれない。

翻訳の経過(tipsとも言えない試行錯誤の記録)

翻訳は時間がかかる分、(ほぼアプリの力だけど)物語として読める形になった時のわくわく感が大きい。それに自分のiPadにファイルが積もっていくのは、変な言い方だけど「自分のための物語」を手にしているようでとても良い気分になる。邦訳が早く出て欲しいのは山々だけど、こんな読書体験もいいものだな、と思う。
翻訳スピードは最初、二日で一章だった。16章を最初に翻訳し終えた後、そういえば「有道」が物語と相性がいいと言われていたなと思い出し、そちらに切り替えてみた。結果的にこちらの方が訳が自然で滑らかになるので、このアプリメインで進める事にした。とはいえ、「百度」の方が会話のセンスがいい所もあって、二つのアプリを併用する事にした。
有道ちゃんは本当に会話を意味不明にする事が多い。なぜ時折キャラを女性にするのか。一人称を「わし」にするのか。でも地の文で殿下を時折「怜ちゃん」と呼ぶのは親近感がある。殿下は可愛いからしかたないね。うん仕方ない。

書見台についても書いておこう。iPadは元々家にあったスタンドで立ててあり、一太郎padで文字起こしをする際は本をグッと押さえつけて全文入るようにしつつ余計な文字は入らないようにしながら撮影していた。右ページは、左に比べ開きぐせが付けにくいので結構難しい。ハードカバー本の厚みと重さをうっかり忘れていたため、16章を訳し終えた時に腕がかなり深刻な腱鞘炎になり掛けていた。これはヤバすぎるのでAmazonで安い800円くらいの書見台を買った。
どれでも良かったけど、一応気にしたのは「ハードカバー本が立てられる」「ページ抑えが白or透明(撮影の邪魔にならない)」の条件のみ。該当するのは沢山ありそうだったけど、私はこれ↓畳んでややコンパクトにしまえるやつ。

ソニック ブックスタンド リビガク 勉強がはかどる書見台 LV-7450-I https://amzn.asia/d/gTXG3jj

小さな事だけど、これで劇的に目と手への負担が良くなった…。あと改善したのは文字起こしを一章一気にやってから翻訳したりくらいだけど、原文に慣れてきた事、一太郎padがかなり文字起こし精度が高いのに気付いて段々スピードが上がっていった。最初は文字起こししたら一字ずつ原文と照らし合わせていたけどその必要は無くて、句読点の抜けと改行の修正だけで翻訳になんの問題もなかった。

8/23、24に16章を訳し、8/25は17章、8/26は18章だったのがなんと8/27には19〜22章まで訳せるように!!まあここで目肩腰に限界が来てしまったんですけど…。元々頭痛持ちでストレートネックなので同人誌の原稿する時などは重々気をつけていたのに、面白い物語の引力は恐ろしい。
それと予想以上にすらすらと翻訳で読めたのが無理した要因の中で割と大きい。翻訳って、アプリの力でこんなにたやすい事になっていたのか…!!と新しい世界を見た気がした。物語の面白さを損なわず、キャラクター同士の会話も自然で(時折変になるけど、自分で口調とかを少し手直しすればいい)、こんな事が出来るなら、今世界中のどんな物語だって読もうと思えば読めるんだな、そんな時代にとっくになっていたんだなと感嘆した。グローバル化の恩恵を今、一身に受けている。世界が丸くてひとつで良かった。

一章ごとの感想

せっかくなのでざくっと感想を記録していきたい。

16章 極楽殿の描写が美しくて溜息出る。高貴な金箔積み遊び、さすが太子…だし壊れたら悲しくてご飯も食べられなかったちっちゃな殿下かわいい。2人の会話は殺し文句の応酬で破壊力すごい。「家」について話してるとこはででで、殿下ーーーーー!!!ってなったし武器庫のとこはさささ、三郎ーーーーーーーーーー!!!!!ってなった。お互いプロポーズしあってるなんだこの仲良しぶりは。ほんとさ、三郎は健気で健気で、ずっと見えない尻尾振ってるみたいだし、殿下は殿下でかなり無自覚に惹かれてるのがダダ漏れだし。兵器庫で2人でキャッキャしてるの可愛すぎた。「大好き」って殿下に言わせてニッコニコなのいいね。

17章 おお、これが厄命ちゃん!!!ご主人と同じ人が好きなワンコ??かわいいね。触るなって言われてたのに触りに行く殿下、男らしいし心が清い。武器庫出たとこ、訳で「2人は手を携えて」って出てたんですがえっ!?!?お手手繋いでんの!?どうなの!?!?意訳の産んだ幻覚かもしれんが楽しそうでいい。
郎蛍、良かったね…涙。過去の傷跡に触れる殿下を労わる三郎、愛…。
お手手にぎにぎサイコロ遊び、何を見せられてる…?最高すぎるが?と思ったら後で風師に突っ込まれてて笑った。風師は本当に愉快な人です。この2人のダンジョン探索楽しすぎて、野人に襲われてるとこは風師自分の顔大好きなんだなと思ったし、「あの三郎」のとこで何とも言えない気分になる殿下が可愛かった。早くアニメで見たい。

18章 地師出たーーー!!知らないふりされる風師…笑。殿下危なかった、信徒は殿下の女相、とても見たいですが…。これでミッションクリアなのか?と思ったら親方!!!空から殿下がーーーーー!!!!!落ちてきても押し倒されても動じない三郎、心の声を聞きたい。内心めちゃ動揺してるでしょ…。地師が潜入捜査だとしたら呪架はなんだったんだろう?花城の扇、えぐ美しいな。ああ〜武器庫が…!!!炎の中で花城と見つめ合うシーン、美…。
ひゃーーー殿下かっこよすぎ!!!!咄嗟に2人を止めてしまったのか。誰も傷ついて欲しくなくてぼろぼろになる殿下、かっこいいけど悲しい。ていうか厄命ちゃん触ったどころかガッツリ傷をこしらえてしまったけどどうなるんだろう??
え!!!!!!芳心国師!!!!????
ここ予想外すぎて「は!?」って声出てしまった。毎回引きが強すぎるのよ!

19章 そう言えば殿下が今の姿で剣を振るってるとこ見てなかったな。この章は有道ちゃんの会話がめちゃくちゃになりがちで、最後の殿下のセリフが「何でもない。あたしに殴られたら、きっと死ぬわ。」といきなりいい女風になったの勘弁してくれや〜と思ったが笑った。百度ちゃんまともな会話にしてくれてありがとう。

20章 君吾の英明さに思わずUSA!USA!的に盛り上がる。ペイちゃんは何なの?構ってほしいの?
回想つらい…けど冷たい殿下の声はすごく聞きたい。慕情は、国の仇を殿下が取った事が嬉しいのかな?風信と慕情が殿下挟んで殴り合ってると、与君山を思い出すな〜と思ってたら最後きたーー!!!!

21章 銀蝶ちゃんと戯れる殿下、ディズニープリンセスかな?三郎の気配で安心して声聞いてときめいててかわいいな。天界全てを牽制する鬼王さん怖すぎて強すぎる。2人のやり取り、ずっと互いを思い遣ってるからこそ切なくてすれ違っちゃうんだよな。殿下をあんなに大切にしてたのに、事故とはいえ自分のした事で傷付けたら堪らないよな。厄命ちゃんも泣いている…。もしかしてこの子、三郎自身だったりする?三郎の失くした目?子どもの頃に無くしたから子どもみたいなのかな???

22章 風信と慕情がわちゃわちゃしてるの最高に笑えて楽しい。そんな2人の頑張りをよそに殿下と三郎だけの世界が展開されている…いいよすごくいい。千秋との会話、重いな…殿下どうして笑ったんだろう?時折出てくる殿下のこういう底知れなさに圧倒される。と思ったら千秋が可愛いだるまに!三郎はほんと悪戯っ子だなー!青小鬼バージョンの2人はどんななんだ…?殿下が喧嘩が得意じゃないって言って笑っちゃう三郎可愛い。美少年バージョンの2人はどんななんですか??!!すごい見たすぎる。三郎はあの姿だとして、殿下は!?
手で会話するのはちょっとえっちすぎじゃないですかね?殿下を辱める像に激おこしてる三郎…。愛…。えっ安樂王???なに????だれ????全然分かんない!!!えっ最後も全然分かんない!!!!


…ほんとに面白すぎて、ついつい無理してでも先を読みたくなってしまう。首の調子が整ったら今日も一章だけでも読み進めたいな。おわり。


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